くすみを根本的に見直したい!美肌を取り戻す方法を徹底解説。【乾燥型編】
キメの乱れがくすみの引き金に
前回の角質肥厚のくすみのパターンは、古くなった角質が原因ということでしたが、乾燥型の場合は皮膚の表面のキメが乱れることでくすみに繋がっています。
では、キメについて少し触れてみたいと思います。皮膚は肉眼で見た場合は、平らでつるんっとした感触に感じますよね。しかし、皮膚の表面をよく観察してみると細かい凸凹が存在しています。各部位には名前がついていますが、キメというのは「皮溝」という網目状の細かい肌の溝を指します。
皮溝の幅が狭くて浅い皮膚は、キメが細くスベスベしたお肌、逆に、皮溝の幅が広くなり深いと荒くなってしまい、ガサガサしたお肌と考えて良いと思います。ガサガサした表面に光が乱反射する事で、「何だかツヤがない」という印象になる引き金になってしまうんです…!
キメを整えるためには優しい保湿を
角質がゴワゴワしている時にはピーリングやスクラブを使用することが多いですが、キメが荒れている時にはその手のアイテムは控えることをオススメいたします。肌の表面が荒れている時に、無理に負担をかけてしまうと、さらにバリアが崩れてしまい余計ヒリヒリした状態に・・・なんてことも!
しかし「くすみケア」と聞くと、一般的にはピーリングやスクラブのイメージが強い傾向ですよね。セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸などが含まれているシートマスクなどで保湿することが、キメを整えることに繋がります。優しく保湿するという認識が非常に大切だと感じています。
次回は・・・
角質ケア、保湿と日々のスキンケアに直接関わる内容をご紹介してきましたが、いかがでしょうか?次回からはお肌とは少し離れて、体のメカニズムからくる「くすみ」について考えてみたいと思います。
- 執筆者:
- HARAKO