本当に痩せる「肉食女子」とは?ダイエット効果を高める「肉との付き合い方」 本当に痩せる「肉食女子」とは?ダイエット効果を高める「肉との付き合い方」
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本当に痩せる「肉食女子」とは?ダイエット効果を高める、肉との付き合い方

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2016年02月28日
たんぱく質は、細胞や酵素をつくる材料。貧血を防いだり、肌の弾力を保ったりするはたらきもあるため、健康的で美しい女を目指す人には欠かせない栄養素です。それなのに「肉は脂質が多いし、太りやすいから・・・」と躊躇してしまうなんて、もったいない!上手に取り入れて、痩せやすい体質を育てましょ!

美しい女には「必須アミノ酸」が必要

肉を消化・分解して得られるアミノ酸は、肌のハリや潤いを保ったり、新陳代謝を活性化させたり、疲労回復や免疫力UPをサポートしたりと、体内で様々なはたらきをします。また、筋肉や肌をつくる細胞の材料でもあります。アミノ酸が不足しては、美しい肌やボディラインが実現できないのも頷けますね。

美容・健康に欠かせないアミノ酸の中でも、生命維持に不可欠でありながら人の体内では合成することができない「必須アミノ酸」は特に注意して摂取すべき栄養素。「トリプトファン」、「リジン」、「メチオニン」、「フェニルアラニン」、「スレオニン」、「バリン」、「ロイシン」、「イソロイシン」、「ヒスチジン」の9種類です。

肉のイメージ
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必須アミノ酸は動物・植物両方から摂取する

必須アミノ酸は、たんぱく質を分解することで取り入れることができる栄養素。必須アミノ酸9種のうち、1種類でも不足すると、不足しているアミノ酸に合わせて他のアミノ酸の吸収を阻害してしまう性質があります。

ダイエット中は、太りやすいからと動物性のたんぱく源(肉や魚、卵、乳製品)を避け、植物性たんぱく質(大豆など)を中心にしがち。ですが、植物性ばかりに偏ると摂取できるアミノ酸の種類が限られて、かえってアミノ酸不足を引き起こしてしまうことがあります。

肉のイメージ
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もちろん、肉ばかり食べていると脂質の過剰摂取になってしまうことも否めません。太りやすい食材を“ゼロに”するのではなく、植物性や低脂肪のたんぱく源とのバランスを工夫することで、摂取カロリーのオーバーを防ぎながら必要な栄養をバランスよく摂取しましょう。

たんぱく源である肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などの摂取量は、1食で“手のひら1枚”程度が目安。肉が続かないようにうまく大豆製品と組み合わせることで、カロリーオーバーを防ぎやすくなりますよ。バランスよく取り入れる肉食女子になって、スリム体型を実現してくださいね。

執筆者:
Nao Kiyota