こっそりできちゃう『コソトレ』で骨盤美人!引き締めエクササイズ
骨盤引き締めのコソトレ
定期的な運動は、血行や新陳代謝をよくし、ストレスを解消し、リフレッシュさせてくれます。一方、たとえ毎日運動の時間を取ったとしても、仕事や家事・勉強・通勤などの時間の方が、一日の時間の中では圧倒的に長いものです。その長い時間の中で「コソトレ」ができるとしたら、とても効率的ですね。
今回は座りながら、もしくは立ったままできるインナーマッスルのトレーニングで、骨盤周りの引き締めと、全身の姿勢を整える方法をご紹介いたます。
足の親指で床を押すだけ【美脚・腹・腰引き締め】
脚の外側が張り出す、お尻がゆるむ・広がる、下腹が出る、腰が丸まる、座ると脚が開いてくる…これらを全て、足の親指で床をつかむように踏みしめることで解消していきます。
足の親指で床を踏みしめると、土踏まずから脚の内側の筋肉、骨盤底から下腹の筋肉に連動してスイッチが入り、活性化して引き締めます。
結果、脚が閉じ、お尻とお腹が引き締まります。デスクワーク中や通勤通学中、家事の最中も意識ができますね。
膝閉じエクササイズ【美脚・腹・腰引き締め】
デスクワークで座っている時などに、膝にタオルや小さなボールをはさんでみましょう。内ももから骨盤底、下腹の筋肉に連動してスイッチが入り、活性化して引き締まります。脚やお尻の張り出しを防ぎ、内臓の下垂を防ぎます。
ちなみに立っている時は、股関節から太ももの骨を外ねじりにして、膝にタオルや通勤バッグなどをはさみましょう。
より骨盤周りを引き締める筋肉が使われやすくなります。
骨盤底の引き締め【お尻・お腹引き締め・姿勢改善】
硬い椅子や床に座っていると、お尻の骨が当たって痛くなることがあります。この骨を『坐骨』といいます。お尻の下にティッシュペーパーを敷いたとして、左右の坐骨を寄せてこのティッシュペーパーをつまむようにイメージをします。
骨盤底が引き締まり、内臓が引き上がり、下腹とウエストが締まり、背筋が伸びます。慣れてきたら立って、股にティッシュペーパーをはさんでいるつもりでコソトレをしてみましょう。立つ際は、股関節から太ももの骨を外ねじりにして行いましょう。
尾骨のたくし入れ・恥骨の引き上げ【お尻・お腹の引き締め】
お尻にあるしっぽの名残と言われる骨:尾骨。人間にもしっぽ(尾骨)を動かすインナーマッスルがあります。しっぽを中にたくし入れるように、尾骨を恥骨の方向へ引き込むイメージを持つと、インナーマッスルが活性化し、お尻が締まり、反り腰・出っ尻を改善します。
いかがでしたか?とても細かいエクササイズですが、だからこそ、いつでもどこでも、誰に気づかれることもなくトレーニングでき、積み重ねによって骨盤周りの引き締めが可能になります。一緒に骨盤美人を目指しませんか?
- 執筆者:
- 美宅 玲子