マッサージオイルはどれがいいの?成分別に検証!【ボディ編】 マッサージオイルはどれがいいの?成分別に検証!【ボディ編】
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マッサージオイルはどれがいいの?成分別に検証!【ボディ編】

IFA国際アロマセラピスト認定校、ISAメディカルアロマセラピスト養成校の校長として、アロマセラピストの養成とともに、自身もアロマセラピストとして活動中。数年間かけて手がけた本当にお肌によいと感じるオ…
2015年11月06日
オイルでマッサージをする際に必要なものが植物オイル。キャリアオイルとも言って、原液では使用できない精油を希釈するためにも使います。せっかくのセルフケア、マッサージオイルも吟味したいですね。

植物オイルにはどんなものがあるの?

オイルのイメージ
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【ホホバオイル】
ツゲ科。主な成分はステアリン酸で、表皮の浸透に優れています。長期保存が可能です。ただし、低温で固まってしまうので、冬場は温かいところで保存してください。

【マカダミアナッツオイル】
ヤマモガシ科。主な成分はオレイン酸 パルミトレイン酸。パルミトレイン酸は人間の皮脂に近い成分で年齢を重ねるにしたがって減少してくる成分です。浸透性にすぐれています。ナッツアレルギーの方不可

【スイートアーモンドオイル】
ゴマ科。主な成分は、リノール酸 オレイン酸 ビタミンA ビタミンB ビタミンE ミネラル。皮膚をやわらかくする作用があります。

【アプリコットカーネルオイル】
バラ科。主な成分は、オレイン酸 リノール酸、ビタミンA ビタミンB1,B2 ビタミンDミネラル。イボのケアでも紹介したこのオイルは乾燥肌、老人肌、敏感肌にお勧めで、皮膚軟化、皮膚への滋養供給にも優れています。

【セサミオイル】
ゴマ科。主な成分はリノール酸 オレイン酸 ビタミンA、ビタミンB ビタミンE ミネラルなどで、インドアーユルベーダでは毒素を排出して、美容と健康に使われていて、血行促進、加温作用などがあると言われています。

【ウイートジャームオイル】
イネ科。主な成分はリノール酸、オレイン酸 パルミチン酸、ビタミンA ビタミンB1、B2 B3 B6、ビタミンE ビタミンF ミネラルなど、血行促進作用があるので、冷え症の方にお勧めです。新陳代謝もあげてくれます。小麦アレルギーの方不可

お勧めのオイルブレンドは?

【乾燥肌対策】
アプリコットカーネル10㎖、ウイートジャームオイル5㎖、セサミオイル5㎖

【お肌に膜を作ってくれる】
ホホバオイル20㎖、マカダミアナッツオイル5㎖

オイルのイメージ
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これらのオイルをブレンドしたら、目的に合わせて精油をチョイスしてみてください。自分だけの最強オイルが完成しますよ!

執筆者:
佐藤 ユミ子