カップ麺は女性を太らせる!? カップ麺は女性を太らせる!?
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カップ麺は女性を太らせる!?

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2015年09月27日
カップ麺は美味しく手軽に食べられる便利な食品ですよね。仕事で残業になってしまったときなどは、簡単に早く食べられるのでついつい手がのびてしまうのではないでしょうか?でもカップ麺は女性には大敵だったのです。男性と比べて女性のほうがカップ麺を食べると太りやすいということがわかっています。今日はなぜ女性によくないのかについて解説していきたいと思います。それでは、さっそくいってみましょう。

カップ麺はなぜ女性だけが太りやすいの?

インスタントのカップ麺はなぜ女性のほうが太りやすくなるのでしょうか?不思議ですよね。その原因はカップ麺の素材にあります。

カップ麺の容器の発砲スチロールには、ビスフェノールAという女性ホルモンのエストロゲンと似た構造をした物質が含まれています。容器に熱湯をいれたときにビスフェノールAが溶け出し、これが女性ホルモンのバランスを崩してしまうのではないかと言われています。ビスフェノールAを摂取することで脂肪がつきやすくなるという報告があります。

女性はインスタント麺をたべると体脂肪がつきやすい

男女を問わずインスタント麺を食べると脂肪がつく、と思いますよね。アメリカのハーバード大学で2007年から2009年まで韓国の国民栄養調査を基にしてインスタントラーメンと病気や健康の関係を調査しました。この結果女性だけがメタボリックシンドローム(※)との関連性があるという調査結果がでたのです。

肥満のイメージ
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週2回以上インスタントラーメンを食べる女性は、月に1回しか食べない女性と比べると68%週に1回では44%の女性がメタボリックシンドロームになりやすくなります。このことからも普段の食事で野菜などバランスよく食べていてもインスタント麺をたべてしまうと女性は太りやすいということになります。

※メタボリックシンドローム
一般にはメタボといわれ、内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上の症状がある場合のこと。

カップ麺は塩分も糖質も取りすぎる

カップ麺は正直とても美味しい食べものです。味が濃く食べやすくなっています。栄養的にも糖質だけでなく脂肪や塩分が多い食品です。でもタンパク質やビタミン、ミネラルを摂取することができません。これだけで食事を済ませていては太りやすくなることはおわかりだと思います。

カップ麺は容器にもにも女性のほうが太りやすくなる原因がいくつかありますね。食べないほうが良いのですが、どうしてもカップ麺を食べたいときは、容器から出して、陶器の器に熱湯をそそいて作りましょう。できれば、お鍋を使ってたっぷりの野菜からビタミンとミネラルを肉からはタンパク質をとり栄養をプラスして食べてください。そうすることで食事のバランスがよくなります。

執筆者:
岡野 ユミ