頑張らなくても美ボディキープ!フルーツダイエットのススメ 頑張らなくても美ボディキープ!フルーツダイエットのススメ
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フルーツダイエットで、頑張らなくても美ボディキープ!

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング…
2017年02月17日
「朝のフルーツは金」という言葉があるように、朝食でフルーツを口にすることは美容にとっても、健康にとっても嬉しい効果がたくさんあります。その筆頭に挙げられるのが、ダイエット効果。そこで、今回は頑張らなくても続けることができて、嬉しい効果を実感できる可能性が高い、フルーツダイエットの方法についてご紹介したいと思います。

朝のフルーツはなぜ金なのか?

朝フルーツを口にすることは、なぜ「金」なのでしょうか?それには生のフルーツに含まれる「果糖」が関係しています。

フルーツに豊富に含まれる果糖は、ご飯に含まれるでんぷんよりもスピーディーに体内で分解され、エネルギーとして変換されます。つまり、朝はご飯やパンを食べるよりも、フルーツを食べる方が素早く体も脳も目覚めて、活力が湧くということになります。これが朝のフルーツは金といわれる所以です。

それに加え、午前は排泄のための時間であることが関係しています。つまり、この時間に肉や魚といった、消化に時間とエネルギーを必要とするものを食べてしまうと、排泄作業に支障をきたすこととなり、スムーズな排泄の妨げになることがわかっています。

しかし、フルーツならば、消化・吸収が早く、口にしておよそ30分ほどで腸に届くといわれています。しかも腸内環境をよくするのに効果がある酵素をたっぷりと含んでいます。そのため朝食にフルーツを食べることは理にかなっているのです。

朝のフル-ツのイメージ
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朝の摂取におすすめのフルーツは?

とはいうものの、フルーツにも様々な種類があります。ですから、どんなフルーツをどのように食べるかで、嬉しい効果を得られる場合と逆に、残念な結果になってしまうことがあるので注意したいところ。

まずフルーツは全般的に体を冷やす作用を持つものが多い傾向にあります。体を冷やす食品を毎朝食べることはおすすめできることではありません。そのため朝フルーツダイエットでは、毎朝体を冷やす作用のあるフルーツを口にすることは避けることがおすすめです。

体を冷やす作用のあるフルーツは、南国でとれるバナナ、パイナップル、マンゴー、スイカ、みかんなど。逆に体を冷やす作用のないフルーツは、北国でとれたリンゴのほか、さくらんぼ、ぶどう、桃、プルーンなどです。後者のフルーツを食べる頻度を増やすよう心がけましょう。

このほか、紫外線の吸収を高める効果のある「ソラレン」が含まれているフルーツも朝の摂取にはおすすめできません。柑橘系のフルーツに多く含まれているため注意しましょう。

さくらんぼのイメージ
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フルーツは毎日変えてもOK!ただし、1種類のみ口にする

どんなフルーツが朝食におすすめなのかお話ししたところで、今度はその食べ方についてもお話ししたいと思います。

毎日口にするフルーツは、日替わりで変えるのはOKなのですが、1度に口にするフルーツは必ず1種類にしましょう。というのは、フルーツが持つ酵素はその種類によって異なるため、同時にいくつものフルーツを口にすると、その酵素が相殺される恐れがあるからです。せっかく口にしたフルーツの酵素をしっかりと腸に届けるためにも、フルーツは必ず1種類にしましょう。

このほか、糖度の高いフルーツをたくさん口にするのも避けたいところ。甘いフルーツは特にほどほどを心がけましょう。

また、濃縮還元された市販のジュースは便利ですが、加工され、本来の栄養価や酵素はほとんど失われています。ですから、できるだけ新鮮なフルーツを生で口にするよう心がけましょう。

朝のフル-ツのイメージ
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フルーツを食べるだけじゃダメ!この2つは控えること

フルーツダイエットは、朝食にフルーツだけを食べることが推奨されてはいますが、フルーツだけではお昼までもたずに、結局間食してしまったという声を耳にすることも。これではなんの意味もないどころか、間食が前述の排泄作業の妨げになる可能性が高いので、すぐに見直す必要があります。

フルーツだけでは足りない場合は、フルーツを食べた30分後に炭水化物を控えめにして、お肉とお魚を避けた食事を口にしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。頑張らなくても続けることができるフルーツダイエット、ぜひお試しいただきたいと思います。

執筆者:
遠藤 幸子