女性ホルモンを味方につけて、ダイエット効果を劇的に上げる♪
ダイエットを始めるのは「生理後」に
生理周期によって多く分泌されるホルモンが異なります。生理前には、妊娠に備えて栄養分や水分を溜め込み、むくみや便秘、肌荒れなどを引き起こす「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の分泌が盛んに。そして生理が終わると、心と身体を安定させ、女性らしいボディラインや美肌づくりをサポートする「卵胞ホルモン(エストロゲン)」の分泌が盛んになります。
効率よくボディラインを引き締めるためには、生理後のコンディションの良い状態でダイエットを行うのが効果的。体液循環も良いため基礎代謝がアップし、運動の効果も現れやすくなります。逆に生理前に過度なダイエットをしてしまうと、さらに体調を崩してしまう恐れがあるので、注意が必要です。生理前になったら無理をせず、メンテナンスを行う程度にとどめておくのがおすすめです。
生理前に太りにくくするために
生理前にダイエットを休止しても、しっかりとエネルギーを消費できる状態にしておけば、生理前も怖くありません。そのためには、生理前のダイエット期にしっかりと“筋力をアップさせるトレーニング”を取り入れていくことが大切。
体液循環を促進するのも、エネルギーを消費するのも筋肉のはたらき。体幹の筋肉を鍛えるトレーニングを続けていくことで、女性ホルモンの変化にも左右されない、引き締まったボディラインを実現することができますよ。
ダイエットを食事管理だけで成功させようとすると、体重の増減に振り回されてしまいます。生理前には水分を溜め込み、体重が増えてしまうもの。1〜3kgの体重増加に惑わされず、代謝のよい痩せやすい体質へと整えることで、女性ホルモンの変化に惑わされないスリムボディを実現してくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota