「野菜=ヘルシー」とは限らない・・・!?
野菜=低カロリーとは限らない
野菜はカロリーが低いと思われがちですが、煮物やドレッシングなどの味付けによってカロリーが高まることが多いため、注意が必要です。
糖質の多い芋類や根菜類はカロリーが高めだとは知っている人が多いですが、「葉野菜サラダなら大丈夫!」と安心してはダメ。コンビニなどで葉野菜サラダのカロリー表示を見ると、30〜100kcalとかなり低カロリー。ですが、これにドレッシングを加えると一気に200kcalを超えてしまうケースもしばしば。
煮物や炒め物にして味付けを加えることでも同様にカロリーが追加してしまうため、「野菜だからいくら食べても大丈夫」というわけにはいきません。
栄養素にも注目!
「じゃあ、葉野菜ばかりをドレッシング少なめで食べればいいの?」というと、そうでもないのです。確かに野菜には代謝をアップさせてくれるビタミンやミネラルが豊富ですが、それだけでは体内を活性化させることはできません。
エネルギ源である炭水化物(糖質)が不足すれば体内のはたらきが低下するのは当然ですし、細胞の材料であるたんぱく質が不足すれば体液循環を促したり、カロリーを消費したりしてくれる筋肉を育てることができません。
野菜ばかりの食生活を続けると体重はどんどん落ちていくかもしれませんが、代謝の低い太りやすい体質になる可能性があります。便秘や肌荒れはもちろん、肌の再生も行われにくくなって、たるみやシワに悩まされる可能性も高まります。
サラダにはチキンやツナ、魚介類をプラス!
栄養バランスを整えるためには、低カロリーなたんぱく源をサラダにプラスするのがおすすめ。鶏肉やツナ、あさりやホタテ、イカなどの低カロリーでたんぱく質の摂取できる食材を一緒に摂取しましょう。
野菜だけなら太らないから安心、とそればかり食べていては美しさは育ちません。必要な栄養素をしっかりと摂取して体内のはたらきを活性化させることが、スリムで美しい身体への近道ですよ。
- 執筆者:
- Nao Kiyota