バレリーナが持ち歩く!3つの美姿勢アイテム【2】レッグウォーマー
足元の冷えと姿勢
体の冷えは末端の足元からきます。足元が冷えると全身が血行不良となり、全身の筋肉のコリにもつながります。そうすると背中も縮こまり、姿勢は悪化します。
また、足首の冷えは股関節が硬くなる原因にもなります。バレエダンサーは、とにかく足元を冷やさないことを大事にしています。女性の足首やふくらはぎは、温めすぎるくらいでもよいのです。
ロングブーツの危険
足元の寒さ対策で、ロングブーツを履く方も多いと思います。時々服に合わせてオシャレに履くのもいいのですが、素材が硬く足を締め付けるものが多いですよね。毎日履いてしまうと足がむくみ、代謝が悪くなり、冬太りする原因となります。また、足の自由な働きを阻害してしまうので、歩くときに筋肉や関節に負担がかかり、0脚や体が歪む原因になります。
この秋冬はロングブーツの代わりに、レッグウォーマーを積極的に取り入れてみませんか。
手軽に取り入れてみましょう
足首とふくらはぎを温め、かつ足の可動の自由を阻害しない点で、レッグウォーマーは優れものなのです。NYで寒い冬を過ごした時は、長いレッグウォーマーを活用するニューヨーカーを良く目にしました。私は秋冬常に持ち歩いています。
オフィスやパーティで、パンプスにタイツという日も、寒い帰り道にはレッグウォーマーを着用します。ショートブーツに合わせたり、スリムパンツの上から着用することもできますね。パンプスに同色のレッグウォーマーを合わせると、ロングブーツ風のきれいなシルエットになりますよ。
デパートでも売っていますが、長さのバランスが悪かったり色や柄に主張のあるものも多いですね。バレエ用品店に行くとシンプルで足元になじみやすく、ストレッチがきいて機能的な長さもちょうどよいものが、お手ごろ価格で手に入ります。
新しいロングブーツを買うよりも、ぜひレッグウォーマーで足元を温め、秋冬も美姿勢で歩いてくださいね。
- 執筆者:
- 山中 朗子