秋冬になると目立って見えるお肌の「シミ、くすみ」の原因と解決スキンケア法 秋冬になると目立って見えるお肌の「シミ、くすみ」の原因と解決スキンケア法
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お肌の「シミ・くすみ」の原因と解決スキンケア法♡

大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そ…
2018年10月26日
秋冬の季節がやってきてお肌の悩みで多いのが「シミ・くすみ」。なんだか顔色がくすんで疲れた印象に見える、目元にシミがうっすら出てきた気がする…。それらの原因や解決する方法は?エステティシャンである筆者がお教えします。

■お肌の色が暗い、疲れたような印象に見えるくすみが目立つ原因とは?

・不要な角質が溜まっていることでくすみが目立つ
鏡を見てお肌の色が以前に比べて、くすんでいる気がする、お肌がゴワゴワする、ファンデーションなどメイクのノリが悪い、といった場合はお肌の表面に不要になった角質が溜まっていることが原因。日頃のスキンケア不足や、不規則な生活習慣によってお肌の新陳代謝が乱れ、角質が溜まってしまうことが原因です。

・乾燥によって潤いが足りず、くすんで見える
お肌の表面がカサカサしたり、口元や目元の皮がめくれたり、スキンケアがヒリヒリする気がするといった場合は、お肌が乾燥しているサイン。角質層の水分と油分が足りずに潤いが減り、お肌がくすんだように見えることが原因です。

・メラニンが停滞していることで見えるくすみ
夏の間に紫外線をたくさん浴びたり、UVケアをサボっている、お肌を摩擦している、形ははっきりしないがうっすらシミのように茶色くくすんでいる場合は、紫外線や摩擦によってダメージを受け、新陳代謝が乱れることで肌内部にメラニンが停滞していることで茶色くくすんで見えます。

・血行不良によるくすみ
年間を通して体が冷えやすい、クマが目立つ、シャワーのみで済ます、運動不足などによって血行不良がおき、お肌の色が疲れた印象に見えてしまいます。

■シミが目立って見える原因とは?

紫外線や摩擦によるダメージを受けることで、色素の色を作るメラノサイトから細胞を守ろうと「メラニン」が生成されますが、本来であれば日々のスキンケアや規則正しい生活習慣などによって正常な肌代謝がおき、角質とともに排出されます。

しかし、スキンケア不足や不規則な生活習慣、血行不良によって肌の新陳代謝が乱れることで肌内部でメラニンが停滞し、増え、数が増えることでシミとなって肌表面に浮き上がり目立つようになります。

シミ
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■「シミ、くすみ」を目立たせない、溜め込まないための解決スキンケア方法とは?

(1)角質パックを使って不要な角質はリセットする
乾燥肌や敏感肌ではなく、お肌のくすみやゴワつきが気になる場合、クレンジング洗顔後に取り入れて欲しいのが10日に一度の角質ケア。

ミネラルたっぷりの泥でできた、クレイが配合されたものや酵素が含まれている、粉を溶かしてパックになるものや、洗い流すタイプのパックがオススメ。角質ケアをするだけでも肌触りが柔らかくなることはもちろん、くすみの原因となる古い角質が落ちることで肌トーンがアップ。

スキンケア
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(2)化粧水をたっぷり丁寧に浸透させる
角質ケアをおこなった後は、手のひらに化粧水を取り、お顔全体に馴染ませるようにつけます。コットンを2枚重ね、化粧水をたっぷりとり、お顔全体を優しくパッティングしましょう。

乾燥によるくすみや潤いが足りないと感じる方は、ヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタが配合されたもの、シミ予備軍や茶くすみが気になり美白したい方はビタミンC誘導体やアルブチンが配合されたものを選びましょう。

シミ
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(3)美容シートマスクが簡単で優秀アイテム
美容成分が含まれたシートマスクは、くすみやシミ予防をはじめ、肌表面に現れる肌トラブルから守るためには簡単に取り入れられるアイテム。シートマスクには美容成分が含まれているので、たっぷりと栄養を与え、潤いを与えることでお肌が蘇ります。

スキンケア
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(4)乳液とクリームで水分を逃さない
化粧水とシートマスクで水分を与えた後は、乳液とクリームを手のひらの温度で優しくお顔になじませていきます。

スキンケア
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水分と油分のバランスが整うことで肌表面の乾燥を守り、お肌の新陳代謝が正常にることで、古い角質を溜め込みにくく、肌内部のメラニンも排出しやすい環境ができることで、くすみやシミを予防することが出来ます。

お肌の色で疲れた印象に見えてしまう、シミやくすみ肌にしないためにも今からスキンケアを見直してみてはいかがですか?

執筆者:
寒川あゆみ