整体師が伝授!背中痩せする「肩甲骨ほぐしエクササイズ」3つ
◆アラサー事務職OLの肩甲骨が凝りやすい理由とは?
まず、肩甲骨は背中の肩周りにある骨のことで、二の腕と背骨に挟まれた位置にあります。そのために、腕・首を動かす時は連動して肩甲骨も動きやすくなるのです。
ところが、1日中のデスクワークで座り続けることで、肩甲骨周囲の僧帽筋(そうぼうきん)菱形筋(りょうけいきん)、肩甲挙筋などが緊張状態になり、肩関節の動きが制限されて蓄積したムダ肉がブラジャーの上に乗っかってしまいがち。
さらには、前かがみの姿勢でパソコンやスマホの操作をすることで、血液が滞りやすく、肩甲骨周囲の筋肉が凝りやすくなってしまうのです。
◆背中痩せする美ボディ習慣。
日頃の習慣を見直して、背中美人を目指しましょう♪
1.首元や腰回りが温まる服装を心がけましょう。
血流を促進へと導き、背中が凝りにくくなることで姿勢が良くなりやすいですよ。
2.デスクワークの時に、足の裏全体を床につけ肘を90度に曲げましょう。
骨盤の位置が安定しやすく、長時間座っていても肩や背中が疲れにくくなる傾向があります。
3.お風呂上りに、背中にドライヤーを当てましょう。
背中の凝りが解消しやすく、背骨を通っている神経の働きを改善に導き、基礎代謝が上がりやすくなります。
◆美容鍼灸・整体師が伝授!肩甲骨ほぐしエクササイズで背中痩せする方法3つ
仕事の休憩時間などに行うと、集中力もアップしやすくなりますよ。
1.両手に500mlのペットボトルを持ち、両手を前後に上げ下ろししましょう。
肩甲骨の外側の前鋸筋(ぜんきょきん)や肩甲骨の裏側の肩甲下筋(けんこうかきん)などが刺激されて、背中の脂肪が燃えやすくなります。
2.背すじを伸ばしてイスに座り、頭の後ろで両手を組み、両肘を前後に動かしましょう。
肩甲骨の内側の菱形筋(りょうけいきん)などの筋肉が特に刺激されて、背中の痛みの予防効果も期待できますよ。
3.イスに座り、両腕を肩と水平の高さまで上げて両肘の曲げ伸ばしをしましょう。
三角筋などの肩甲骨と上腕骨(腕の付け根の骨)をつなぐ肩関節を構成する筋肉が刺激されて肩甲骨の可動域が広がる傾向があり、基礎代謝がアップしやすくなりますよ。
肩甲骨をほぐして、背中美人になりましょうね!
- 執筆者:
- 横内 稚乃