日頃のバッグの持ち方を変えて、肩こりを予防しましょう! 日頃のバッグの持ち方を変えて、肩こりを予防しましょう!
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辛い肩こり、バッグの持ち方を変えるだけで改善するかも!

「幼少時代からスポーツに接し、サッカー・フットサル・水泳・野球をプレー。中学・高校では本格的に野球をプレーし、高校卒業後、専門学校に進学。解剖学・生理学・トレーニング理論などを学ぶ。パーソナルトレーナ…
2018年10月24日
皆さん、こんにちは!姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉です。仕事の出勤時や休日にお出かけするときに、どんなバックを持って出かけますか?実は、バックの持ち方1つで、肩こりになってしまうかもしれません。今日はそれについてお話ししますね。

持ち方で筋肉が張る?

私は、外出する際は、基本的に両手をフリーに使いたいので、リュックで出かけることが多いです。女性の方ですと、ハンドバックやトートバックなど色々なバックの型で出かけることが多いのではないでしょうか?

実は、それらのバックの持ち方1つで、肩こりになってしまうかもしれません。皆さんにお聞きしますが、バックを持つ際にどのように持ちますか?きっと、人によって、肩にかけたり、手に持ったりと様々な持ち方があると思います。

その中でも、腕にバックの持ち手をかける持ち方は、肩こりになりやすいと私は考えます。それには、ちゃんと理由があります。

バッグを持つ女性
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腕にバックの持ち手をかけるようにすると・・・

腕にバックの持ち手をかけるようにすると、肘が少し内に入るような形になると思います。肘を内に入れようとすると、あるところに力が入るの感じられるはずです。

それは・・・、脇の下、腕(力こぶや二の腕)といった部分です。

これらの場所に力が入っているということは、筋肉が力を出して、縮んでいる状態ともいえます。このような状態が長く続いてしまうと、自然と肩に力が入るような姿勢に繋がります。

また、それにより日常の肩関節の動きが小さくなります。肩関節の動きが小さくなるということは、肩甲骨が動かなくなるということにも繋がってきます。

肩甲骨が動かないということは、背中や肩の筋肉の動きがなくなるので、更に肩周りの筋肉が硬直しやすくなってきます・・・。つまり、肩に力が入り、肩周りの筋肉が硬直して、肩こりになるということです。

肩こりを防ぐためには?

では、そうならないためにはどうすればいいのでしょうか?

簡単にいってしまえば、まずはその持ち方をやめて、持ち手をしっかり手で持つということをおすすめします。ただ、持ち手をしっかり持っても、重い荷物が入っているバッグを持ってしまえば、肩こりになっていきやすくなりますから、肩周りのストレッチなどを日々のケアとして行うことも必要だと考えます。

ストレッチ
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またデスクワークを常日頃行っている方は、肩を回し、肩甲骨を動かすことも行っていくと、よりいいと思いますので、ぜひ自宅に帰って寝る前や、デスクワークの合間に行ってみてください。

執筆者:
北村 智哉