ダイエットするために「食事後3時間は寝てはいけない」はウソ!?
3時間空けるために睡眠時間を減らしてはNG!
いつでも夕食を早めに食べることができるかといえば、そうでない人も多いはず。食後3時間をあけるために、食後寝ないようにするのでは睡眠時間が削られてしまいます。
ごちそうさまのあとに、そのままベッドに潜り込むほど食後すぐに寝てしまうと、食道を食べ物が逆流したり、消化されないまま寝てしまうことで消化・吸収のはたらきが弱まってしまったりします。そのため食休みをしてから寝て欲しいことは事実ですが、必ず3時間空けなければいけないかといえば、そうでないケースも。
たとえ寝る少し前に食事をして、エネルギーとして消化することなく蓄えられたとしても、翌日しっかりエネルギーを消費すればまったく問題ないケースがほとんどです。また、寝るまでの間に十分な時間がなくても少量ならば太りにくいですし、食べすぎればどんなに時間をとっても太ってしまいます。
寝ている間に身体が整う
睡眠中は、傷ついた細胞の修復や内臓の休息が行われる時間。疲労回復や代謝アップのメンテナンスに、6〜7時間は睡眠時間を確保したいものです。
せっかく食事制限をしてもここがうまくいかなければ代謝が低下してしまったり、うまく運動パフォーマンスが出せなかったり…。日々の努力をしっかりボディラインに反映させるためにも、十分な睡眠時間が欠かせません。
食後3時間は寝てはいけないと意識するよりも、しっかりと睡眠時間を確保して残りの時間で、どのような食事をどのタイミングでとろうかと作戦を立てることの方が大切。夜遅くに食べるかどうかよりも、1日のトータル摂取カロリーの方がずっと翌日以降のボディラインに影響を与えます。
ぜひ、夜は食べないという考えてではなく、必要な量を必要なタイミングで取り入れてしっかり休むためにできることを考えてくださいね。
※食べてすぐの就寝は、内臓に負担をかけるため要注意。3時間以上開けるために夜なべをする必要はありませんが、内臓が落ち着いてから寝る心がけは大切です。
- 執筆者:
- Nao Kiyota