美脚をつくるなら、股関節をほぐしてから!下半身をスッキリさせる快感ストレッチ 美脚をつくるなら、股関節をほぐしてから!下半身をスッキリさせる快感ストレッチ
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股関節の柔軟性アップ!下半身をスッキリさせる快感ストレッチ♡

「マナヨガ」代表。ヨガ、整体、リフレクソロジー、体幹トレーニング、ストレッチメソッド等、専門家の下で学びながら実践し研究を続け、オリジナルのマナメソッドを発案。ヨガと調和させた形でレッスンを行い、心と…
2018年08月29日
脚やせを叶えたい時、エクササイズや筋トレなどを試したり、マッサージでむくみを流してみたりと女性は綺麗になることを諦めません。脚の形は、太さをなんとかする前に、歩き方が大きく関係しています。脚の筋肉をバランス良く使えるのが美脚への第一歩。そのためには股関節周りの柔軟性が鍵。体が硬くても気持ちよく伸ばせる方法を覚えて、早速習慣にしてみませんか?

股関節周りが硬いとアンバランスに

股関節周りが硬いと、歩くときに脚の動きが悪くなり、脚の筋肉をバランス良く使えません。歩幅を大きく歩く人は、脚の筋肉を満遍なく支えるので、むくみや張りしらず。

ふくらはぎは第二の心臓と言われます。歩くことで動くふくらはぎの運動がしっかりできていると、心臓にスムーズに血液を戻します。しかし、ふくらはぎだけが大切なわけではなく、脚全体が動くことが大切。これが座りっぱなしの人、股関節周りが硬く、歩くときに小さな歩幅でしか歩けないと、血液の循環が悪くなり、冷えやむくみに繋がっていくのです。

下半身
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太ももの後ろ側、内側しっかり使えていますか?

脚が太いと悩んでいる人は、太ももの外側の張り出しや、太ももの前側のゴツさに悩むことが多いはず。けれど、それだけでなく内腿のぷよぷよ感や、裏モモのセルライトの悩みも同時に持っていませんか?

これらも、股関節周りの硬さのせいで歩くときに脚の外側や前側の負担が大きくかかり、脚がゴツくなっている可能性が大。歩くときに率先して使いたいのは、太ももの内側、太ももの後ろ側、ふくらはぎ、足首と、血流を良くする脚のポンプ運動を促すために必要な部分。それらが股関節周りの柔軟性不足で、歩くときにアンバランスになり、使いづらくなっているのです。

硬い人でもできる股関節ストレッチ

股関節周りを柔らかくしたいと思う時、開脚をしようとチャレンジすることが多いと思います。けれど、体が硬い人にとっては辛いだけ。股関節をほぐすよりも、腰に負担がかかってしまい、意味のないストレッチになりがちです。

そんな時は、屈伸をイメージしてストレッチしてみましょう。しっかり奥までほぐせるように、少しの工夫で気持ちよくストレッチができます。

早速チャレンジ!

硬い人でもできる股関節&内もも、裏ももストレッチ

(1)しゃがんだ姿勢から、両手を前につき右脚を横に伸ばし、左脚はひざを曲げた状態で、外側へ開きます。

(2)伸ばした右脚は力を抜き、腰を少しずつ沈めていきます。

(3)自分の体重で伸ばしていくようにしていきましょう。

(4)5呼吸程度キープしたら、反対側も同様に行います。

股関節ストレッチ
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(5)左脚を伸ばした姿勢から、次は上半身を左脚方向へ向けましょう。

(6)さらに腰を沈めて、自分の体重で左脚付け根周りを伸ばしていきます。

(7)この時も、ひざを曲げた反対側も足が内側へ向かないように、脚の付け根から外側へ向けておくことが大切です。

股関節ストレッチ
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(8)息を吐きながら、上半身を床に近付けていきます。

(9)自分の体重をかけながら、ゆっくりと脚を伸ばしていきましょう。

(10)10呼吸深い呼吸でキープしていきましょう。

(11)反対側も同様に行っていきましょう。

股関節ストレッチ
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自重を使うと気持ちが良い

硬いところを伸ばすストレッチは、無理やり力づくで行ってしまうと体全体が緊張してしまいます。ポイントは、自分自身の体重を利用して、重みでゆっくりと伸ばしていくことが大切です。

呼吸を止めず、ゆっくり落ち着いた呼吸をしながらリラックスしてキープができる位置でストレッチすると良いでしょう。吐きながら伸ばす、吐きながら深める。そんなイメージで、深い呼吸ができる余裕を保つことも、体をほぐす時に必要なことです。

股関節周りの柔軟性が高まれば、歩くときの脚はこびもスムーズになっていきます。その変化を楽しみましょう。

執筆者:
yuuka