【プロが教える】下半身が太りやすい走り方の特徴!
運動初心者が陥りやすいワナ
昨今の健康ブーム・美容ブームにのって運動を始める方が多いようです。しかし、正しい知識を持たずに運動を始めてしまい、望む結果を得られないか、効果を実感する前に挫折してしまう方が多いように感じます。何事も正しい知識を予め学習しておくことは大切です。
例えば、無免許で運転したら、事故を起こすリスクは、知識がある方と比べた場合、とても大きくなりますね。それと同じように、運動においても知識は大切です。
なかでもランニングは、道具もいらず手軽に始められるので、必要な知識を得ずに行ってしまう方が非常に多く見受けられます。知識を持たずに走った結果、下半身に余分な筋肉がついてしまった、という方も筆者のもとには多くいらっしゃいます。
そこで今回は、下半身が太りやすい走り方の特徴をまとめてみました。もしあなたが、その特徴をお持ちのようでしたらすぐに改めましょう!
下半身が太りやすい走り方の特徴!
それでは、早速チェックしてみましょう。
■日頃から姿勢が悪い
長時間のデスクワークやスマホ利用で、猫背などの姿勢を日頃からとりがちの方が多くいらっしゃいます。しかし、日頃姿勢が悪い方が走る時だけ綺麗なフォームで走れるとは考えにくいでしょう。
日頃の姿勢 → 歩く姿勢 → 走る姿勢 というように発展をしていきます。ランニングで下半身太りをしたくないのなら、日頃の姿勢から見直してみましょう!
■よくつまずく
つまずく原因は様々ですが、主に脚の付け根にある腸腰筋(ちょうようきん)というもも上げに関連する筋肉が使えなくなるからです。この状態でランニングをすると、走る時の衝撃を前もものみでカバーしてしまうようになります。すると、走れば走るほど太ももに筋肉が付いてしまい、ガッシリした脚になってしまうのです。
■ガニ股歩き
前述の通り、日頃からガニ股歩きの方はランニング時にもガニ股で走っている可能性が高いです。ガニ股で走れば、主に外ももに余分な負荷がかかり脚の外側が張る原因や腰痛の原因にもなりやすいです。日頃の姿勢や歩き方を見直すところから始めてみましょう!
■小股で歩く
小股でちょこちょこ歩く方は、すでに前ももの筋肉が張っている可能性があります。(ピッチ走法などの意図的に歩幅が狭くなっているのは除く)この状態のままランニングを続ければ、前ももの筋肉はガッシリするだけで、決して下半身痩せにつながることはないでしょう。
上記の項目の該当した方は、まずは現状を知りそれぞれの対処をしてみましょう!
過去のコンテンツでは、それぞれの症状を解消するエクササイズやストレッチをご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
まずは目的をハッキリさせよう!
ランニングをしている方のなかには、「脂肪燃焼を狙って」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、脂肪燃焼を狙うなら、ランニングよりウォーキングの方が効果的かもしれません。ですので、目的次第では必ずしもランニングでなくてもよいわけです。
このように、自分が何をしたいのか?という目的と正しい知識がなければ、運動はただの苦痛な行為になってしまいます。
目的をハッキリさせ、正しい知識を習得するために、このコンテンツがその一助になれれば幸いです。ぜひ理想のカラダを実現させましょう!以上、下半身痩せ専門パーソナルトレーナーの飯沢芳明でした。
- 執筆者:
- 飯沢 芳明