腸までキレイ!?シャンプーマッサージで内臓美人&美髪に
効果的なシャンプー方法で、腸の働きを良くしょう!
頭には腸とつながる箇所がたくさんあります。特に頭頂骨と後頭骨には内臓との反射区があり、それは東洋医学の経絡との繋がりでもあると言われています。
皆さんが日ごろ自分の頭をしっかりと触る習慣と言えば、入浴時のシャンプーをする時ですよね。そのシャンプーをする時に、どうせなら内臓の働きを活発にさせる事ができるとしたら、やってみたいと思いませんか?
頭の頭皮をマッサージするようなイメージで優しくシャンプー
先ず、これからご紹介するシャンプー法は、決して頭を前に倒してやらないことです。頭を起こしてやりましょう!
1、濡れた髪にシャンプーを頭全体につけます。
2、まんべんなく泡立てます。
3、そして左右両手で、後頭骨と首との境目のところを円を描く様に、耳の後ろに向かっていきます。
4、後頭骨から頭のてっぺんに向かい、徐々に上がっていきます。
5、耳の一番高いところも同じように、頭のてっぺん(頭頂骨)まで円を描く様に進んでいきます。
6、次に、前頭部生え際(前頭骨)は真ん中から、左右に分かれ両手でこめかみまで進んでいきます。
7、1~6が終わったら、1~6を今度は円を描く様にではなく、ジグザグな手の動かし方でやっていきます。
8、そして、一気に頭のてっぺんからシャワーをかけて湯すぎます。この時も頭は前に倒してやらないでください。湯すぎも出来れば同じやり方が理想です。
どうして下から手を動かすのか?
頭頂部には「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」という部位がありますが、これは筋肉ではありません。革のベルトの様な硬い腱膜状の組織です。表情筋の様に自分で伸び縮みができないところでもあります。また、頭のてっぺんである後頭骨や、おでこの前頭骨を引っ張るのを伝えるところでもあります。
なので、後頭骨から上に向かう、つまり頭の下部分から上に向かってマッサージするのは、血流を帽状腱膜にもっていくように促すためでもあります。そして最後は一気に集まった血流を流す事によって、頭全体に流れていきます。そうすることで、反射区である内臓の働きも活性される効果が期待できます。
そしておまけに、血流が良くなることで、頭皮の毛母細胞が持つ栄養が届き、頭皮や髪にも栄養が与えられるので美しい髪になるでしょう。
どうせなら毎日シャンプーをする時に是非この方法でやってみて、体の中から綺麗になってください!
- 執筆者:
- 山口勝美