これから夏に向けて感じる足のむくみや身体のむくみ、むくみを予防するために覚えておきたいこと これから夏に向けて感じる足のむくみや身体のむくみ、むくみを予防するために覚えておきたいこと
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あれっ…服がキツイ!夏のむくみを予防するための3つのこと

大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そ…
2018年06月01日
冬は冷えによる身体のむくみを感じやすいですが、夏もむくみを感じることがあります。むくみがあると身体や足が重だるかったり、服がキツイといったこともありますよね。これから夏に向けて感じるむくみを予防するために覚えておきたいことを、エステティシャンである筆者がご紹介します。

■むくみが起きるメカニズムとは?

体重の約60%が水分でできており、血中の水分が血管やリンパ管からしみでる水分量が多いことや、血管に戻す力が弱く戻る量が少ないことで、水分が皮下に溜まるりむくみがおきやすくなるのだそう。

他にも、筋肉量が少ないことや、皮下脂肪が多く体温が低くく冷えによる血行不良、ホルモンバランスの変化によるものと言われています。

■むくみを予防するために覚えておきたいこと

(1)身体を冷やさないこと、温めること

女性の身体は男性に比べて皮下脂肪がつきやすく、身体が冷えやすく血行不良になったり体温が下がりがちに。冬は季節による身体の冷えを感じやすく、夏はエアコンなどの冷えなども感じやすくなりますよね。

夏が近づくにつれて薄着になったり、冷たい食べ物や飲み物を取る機会が増えたり、シャワーだけで済ませたり、身体の外側からだけではなく、内側からも冷えやすくなります。

身体を冷やさないように意識することが何よりも大切。温かいハーブティーや白湯を飲んだり、羽織るものやブランケットなどで冷えから守るようにしたり、日中身体が冷えたな‥と感じた場合は入浴で温まることが大切です。身体が温まることで血液循環が促進され、老廃物が溜まってむくみになるのを予防することができます。

入浴であたたまる
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(2)太もも、ふくらはぎの筋肉を動かして鍛えておく

心臓がポンプの役割となり、全身に血液と酸素を送り届け体内で不要になった老廃物を尿や便となって排泄されています。

下半身の場合は太ももやふくらはぎの筋肉が動くことで心臓の代わりとなり、血液やリンパが流れることで老廃物を排泄しているのですが、座りっぱなしの姿勢や立ちっぱなしなどの同じ姿勢が続く場合は、下へ下へと流れるのに対して筋肉の動きが悪いと戻りが悪くなり、下半身に老廃物が停滞することで足がむくんでいると感じます。

太ももやふくらはぎの筋肉を意識してストレッチをおこなったり、少し大股で筋肉を動かすようにウォーキングなどで運動を取り入れるようにしましょう。

太もも、ふくらはぎの筋肉を動かして鍛える
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(3)偏った食事にならない、老廃物の原因、ストレスの原因となるものは控える

日頃の食事の中で、味付けが濃い、塩分の摂りすぎ、お酒の飲み過ぎ、甘いものを食べるといった食生活は、満たされることで癒しやリラックス効果もありますが、摂りすぎは分解や排泄が追いつかず身体にも良くありません。

ストレスや疲労なども血液循環を悪くしたり、ホルモンバランスが乱れる原因ともなりますので、自身の生活の中で不要なものは取り込まないということも1つの方法です。

このように身体のむくみとは原因が1つだけではありません。日頃の生活週間やリズムがむくみを作り出す要因となることもありますので、予防するために大きく分けて3つのことを意識して参考に取り入れてみてくださいね。

執筆者:
寒川あゆみ