朝一のバナナはNG!?ダイエットや血糖ケアもできる「低糖質フルーツ」3つ
朝フルーツの定番「バナナ」は落とし穴!?
栄養バランスが良く食べ応えもばっちりのバナナ。「朝ごはんはバナナだけ」という方も少なくありませんよね。でもバナナは果物類の中でも糖質が非常に高い食材。糖質が高い食材をはじめに食べてしまうと、血液中の血糖値が急上昇してしまい体に負担がかかります。
朝起きてまずバナナを食べるのではなく、常温のお水やお白湯、ヨーグルト、葉野菜のサラダなど糖質が低い食材をまず口にしてからバナナを食べるようにするのがおススメです。そうすることで緩やかに血糖値が上昇し、体に負担がかかりません。
おすすめフルーツ1「ベリー類」
イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーといったベリー類は果物類の中でも糖質が低めです。そして、整腸作用のある食物繊維や美肌作りに欠かせないビタミンC、抗酸化作用(細胞の老化を防ぐ働き)が高い色素成分のポリフェノール類が豊富。見た目も可愛らしいベリー類は美肌作りやダイエットに嬉しい食材です。
イチゴの旬はそろそろ終わりますが、これから夏にかけてブルーベリーやラズベリーは旬を迎えます。冷凍のものは便利ですが、旬の時期はフレッシュなものを是非味わいたいですね。
おすすめフルーツ2「かんきつ類」
春先から夏にかけては様々な柑橘類が旬を迎えます。夏みかんやグレープフルーツなど、ジューシーで甘酸っぱい柑橘類も実は糖質控えめなものが多いんです。
また柑橘類は果物類の中でもビタミンCを豊富に含んでおり、紫外線ダメージによるシミ・ソバカスのケアに欠かせない食材。ビタミンCはメラニン色素の沈着を防いだり、コラーゲン生成をサポートして強くて美しいお肌を作ってくれます。強まる紫外線が気になるこの時期は積極的に取り入れたいですね。
免疫力UPも期待されているので、季節の変わり目、寒暖差による体調不良を防ぐためにもおススメです。
おすすめフルーツ3「パイナップル」
夏を代表する果物のひとつで、食物繊維が豊富なパイナップルも実は糖質控えめ。最近は小さなサイズや、「スナックパイン」といって、包丁を使わず手でちぎって食べられる品種もメジャーになってきました。カットするのが面倒な人は、購入後すぐ食べるなら予めカットされたものを購入するのも◎
パイナップルには消化酵素も多く含まれているので、肉料理の付け合わせにもおススメです。胃もたれ予防や便秘予防におススメの果物です。
糖質が多めの果物とは?
先述したバナナ以外にも、リンゴ、マンゴー、ブドウ、柿などは糖質が高めの果物。どれも馴染みがあっておいしいですし栄養価は高いのですが、糖質が高いので「まず初めに口に入れる」のはNG。血糖値の急上昇を招いてしまいます。葉野菜など、糖質が低い食材を必ず食べた後に頂くようにすれば問題はありません。(食べすぎはNGですが……)
ダイエットや血糖ケアはもちろん、美肌作りや便秘予防のためにも糖質低めの果物を上手に取り入れてカラダの中からキレイを磨きましょう!
- 執筆者:
- 國塩 亜矢子