お腹が凹んでバストアップ!しなやかな体をつくる「反り系ヨガポーズ」
コブラのポーズ
うつ伏せであごを床につき、両手は肩の下に置いてわきを締めます。手の力は使わずにおでこと胸を床から持ち上げ、つむじを前に突き刺すように、背骨を前に長く伸ばすように意識しながら上体を持ち上げていきます。
下腹にも薄くする力を入れられるとベストです。3~5呼吸分キープします。
後屈のポーズ
両足をそろえて立ち、尾骨をかかとの間に引き下げ、下腹を薄く引き締めておきます。両手を頭上で合掌し、胸椎(肋骨がついている部分の背骨)で背骨を反らせます。
鎖骨を広げ、みぞおちを引き上げますが、腰は反らず、あごも軽く引いておきます。胸は開いても下腹は締めることで、骨盤周りを引き締めたまま、ねこ背を解消することができます。
バッタのポーズ
うつ伏せであごを床につき、できれば両手のひらを下にして腕を伸ばし、体の下に滑り込ませます。息を吸いながら、片足(慣れてくれば両足)を後ろに引き抜くように持ち上げます。3~5呼吸分キープをして下ろします。
お腹を引き締めて行うことで、ヒップアップ効果も望めます。
おわりに
いかがでしたか?「反ると腰が痛くなる」のは、お腹を引き締めていないため、腰にストレスが集中してしまうためです。
コブラや後屈はお腹を引き締めながら胸を開き、バッタのポーズは腰は反らずに脚を動かすヒップの筋肉をつけるので、腰を守りながらしなやかな体を作ることができます。参考になさって下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子