鎖骨が埋まってる!きれいな「鎖骨のくぼみ」を取り戻すストレッチ3選
猫背の人は鎖骨が埋まり気味?
試しに自分の鎖骨のラインを指で触ってみてください。鎖骨が埋まっている気がする人は、鎖骨のキワのくぼみに指が入りにくかったり、ゴリゴリとコリのようなものを感じたり、押すと痛かったりしませんか?
姿勢の悪さ
その原因は太ったからではなく、猫背などの姿勢の悪さで肩や肩甲骨の位置が引き上がり、不自然な位置になっている影響かもしれません。パソコン仕事やデスクワークが日常の方は、姿勢を維持する筋肉の衰えで猫背の姿勢が癖になり、肩が前方へ丸まることで鎖骨まわりが埋まりやすくなります。
老廃物が溜まりやすい
猫背になり前傾姿勢が癖になることで老廃物の溜まりすい状態にもなりやすく、鎖骨埋もれの原因につながりかねないのです。
鎖骨の位置を確認して姿勢をチェック
猫背だと鎖骨ラインは“斜め”
猫背気味になっていると、肩がすくむような形となり首まわりの筋肉が縮みます。そして、丸まった背中は肩を体の前方へ出すような形となります。この姿勢のとき、鎖骨のラインは“肩から喉にかけて、下へ落ちるように斜め”になります。
正常の鎖骨ラインは“真っ直ぐ”
反対に“すくんだ肩を意識的に下へさげ、肩甲骨同士を引き寄せるように胸を引き上げていく”と首まわりがスッキリと伸び、鎖骨のラインが真っ直ぐに近づきます。この状態が、本来あるべき鎖骨のラインです。
鎖骨は肩甲骨や肩の動きと連動しているので、猫背気味になると肩甲骨と肩の位置のバランスが崩れ、鎖骨のラインにも影響が出ます。つまり、鎖骨のラインを見ると、自分が今どんな姿勢でいるかのバロメーターともなるわけです。
美しい鎖骨のラインを取り戻す「肩まわりのストレッチ」
STEP1:椅子に座った姿勢or立った姿勢になります。
STEP2:両腕を頭上に引き上げ、両肘をつかみます。
STEP3:息を吐くタイミングで、両腕を頭の後ろへ引き、吸う息のタイミングで緩めます。
STEP4:リズミカルに繰り返し、30回ほどおこないましょう。
美しい鎖骨のラインを取り戻す「肩甲骨のストレッチ」
STEP1:椅子に座った姿勢or立った姿勢でおこないます。
STEP2:両腕を背中側へまわし、両手の指を組みます。※できれば手のひらはくっつけておきましょう。
STEP3:息を吐くタイミングで、両腕を下方へ向かって引っ張ります。※両方の肩甲骨を引き寄せるように、肩を下に下げましょう。
STEP4:自然と胸が引き上がる姿勢をキープしたまま、10呼吸ほど保ちます。
STEP5:一度力を抜いて、再びストレッチします。3回ほど続けましょう。
美しい鎖骨のラインを取り戻す「壁を使ったストレッチ」
STEP1:両手を壁について立ちます。
STEP2:両腕が伸びる位置まで下がり、両腕は肩幅程度に開いておきましょう。
STEP3:息を吐くタイミングで、前屈していきます。※両腕の間に頭を下ろしていくようにするのがポイントです。
STEP4:肩まわり・胸~腕の付け根にかけて、刺激が入る位置で姿勢を保ちます。
STEP5:5呼吸ほどキープしたら、上半身を起こします。
STEP6:3~5回程度続けましょう。
きれいな鎖骨ラインを手に入れよう!
姿勢の悪さは日常の生活の動きから定着します。自分で無自覚なケースも多く、気がついたときにはコリや不調などの症状となって現れます。
個人差はありますが、丸まった背中や肩の状態のままいる姿勢は、体や気持ちの面での負担を溜め込んでいるものです。肩甲骨や肩の位置がスッキリすると、自分でも驚くほど快適な姿勢を保つことができます。
オフィスを出る前や寝る前など、習慣化しやすい時間帯を見つけて、まずは2週間ほど続けてみましょう!
- 執筆者:
- yuuka