

糖質オフダイエットの危ない落とし穴!?炭水化物を食べてダイエット
糖質制限はほどほどに
今流行りの糖質オフダイエット。肉体美を作り上げるための極端なダイエット方法です。
もちろん、体重を減らす、体脂肪を減らすという目的を達成はできるかもしれませんが、続けられるものではありません。なぜなら、糖質は体に必要な栄養素だからです。
タンパク質、脂質、糖質。どれも欠けてしまっては、本当の意味での健康でバランスのとれた美しい体づくりはできません。極端なダイエット方法は、ほぼリバウンドにつながってしまうのは、我慢を担っているからですね。

糖質は種類で変わる
糖質が悪者のようになっていますが、本当にそうでしょうか?誤った情報は危険を招きます。糖質さえカットすれば痩せる。のではなく、糖質の摂り方をまずは勉強するべきなのです。
炭水化物は太るイメージがあると思いますが、どういった状態の炭水化物であるかということが重要です。精製された白い炭水化物は、糖質の塊となり血糖値を急上昇させやすく、ビタミンやミネラルが不足すれば代謝されませんから太りやすくなるでしょう。
ですが、皮ごと丸ごとの未精製でいただける玄米などの穀物であれば、白米よりも血糖値を上げにくくなっています。なぜなら、代謝するために必要な栄養素も含まれていて、食物繊維が豊富だからです。

炭水化物は積極的に食べましょう
炭水化物を食べないダイエットは、30年前から長年経験してきているのでよくわかりますが、まず冷え性にもなりかねません。主食を食べないということは、体の大事な軸となる部分が培われないのと同じになりますから、ぶれやすい体ができあがってしまします。
「偏っているもの=不安定」です。すぐに折れたり、くじけたり、我慢の連続。ストレスMAXに気がつかなくなって、体調を壊しやすくなる可能性も。
栄養は必要な分だけしっかり摂取していれば、太る心配はありません。
私たちの歯の構造を見れば、穀物を食べるための臼歯が5割もあります。穀物を摂取するための体の構造になっているのですね。自然の摂理に合わせた食べ方を心がけましょう。
- 執筆者:
- 室谷 真由美