排便力を高めて朝から爽快に美しく 排便力を高めて朝から爽快に美しく
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朝から爽快に美しく!排便力を高める「植物性乳酸菌」の摂り方

姿勢と歩き方の質を磨いて夢を引き寄せる専門家。芸能・健康・美容業界で、30年・10万人以上への指導経験を基に「座り方・立ち方・歩き方をヘルスマネージメントやセルフイメージ向上に活かし、心身を整え、自信…
2017年05月03日
人間の身体にある免疫機能の約6割が、腸に集中しているといわれることからも「腸」という臓器が私たちの美容の源になる健康の柱であるといえます。そこで今回は、病気になってから治そうとするよりも先手を打って、病気にならないように予防することで、美しくあり続けるためにできる事にフォーカスしていきましょう。

美肌のカギ「和食」を見直す

ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食:日本人の伝統的な食文化」を見直して、美肌作りに活かすコツのカギは「植物性乳酸菌

植物性乳酸菌と聞いて、乳酸菌は知っているけど植物性とは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私を含む健康マニアの方は幼少のころから積極的に摂りいれています。2009年ころに大きなブームが起こったことをきっかけにして、意識的に摂り入れている方もいらっしゃるでしょう。

では知らない方は「植物性乳酸菌」を摂取していないのかというと、決してそうではありません。多くの方がその名前を知っているかどうかに関係なくほぼ毎日召し上がっています。

あなたは植物性乳酸菌を摂っている!?

我が家の冷蔵庫を開ければ、味噌・醤油・キムチ・漬物がほぼ毎日入っています。実はこれらの植物性の素材でできた食品に植物性乳酸菌が含まれています。あなたの冷蔵庫にもいずれかの食品が入っているのではないでしょうか?我々日本人がはるか昔から日常食として口にしてきたものです。

味噌、醤油のイメージ
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何が違う?

では、ヨーグルトなどに含まれる動物性の乳酸菌と、植物性の乳酸菌は何が違うのでしょうか?それは、植物性乳酸菌は動物性乳酸菌に比べ、胃液や腸液に強く大腸まで生きて届く力が強いという特徴があることです。

しかし残念なことに、健康的な日本の食卓から減少してしまっていること、逆に便秘や大腸がんが増加している現状を受けて、数年前に植物性乳酸菌が主役の栄養補給食品をプロデュースさせていただいたことがあるほどに、私自身注目し続けている菌です。

植物性乳酸菌のOKな効果

心身の健康・美容に重要な関りを持つ植物性乳酸菌を上手に摂って、排便力を高めてお腹ポッコリを解消したり、ニキビを改善して美肌作りに役立てたりしていきましょう。

もちろん、適度な運動習慣とリラックスタイムをとりいれて、生活リズムを整えることも怠らないようにしましょう。目に見える相乗効果をワクワクするほど期待できますよ。

お腹のイメージ
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植物性乳酸菌のOKな摂り方

最後に「植物性乳酸菌」のOKな摂り方をご紹介します。

1:腸内の善玉菌を増やすためにオリゴ糖を摂取したり、排便力を高めて便秘を予防解消するためにも不溶性・水溶性の食物繊維をバランスよく(不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=2:1が理想)しっかり摂るようにしましょう。

具体的には、野菜の漬物・味噌汁など植物性乳酸菌を含む食材を摂りいれた和食料理を頂きながら、デザートに果物とハチミツをトッピングしたヨーグルトを頂くというのもOKです。

フルーツとハチミツのヨーグルトのイメージ
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すると、リンゴ・キウイ・バナナ・アボカド・みかん・イチゴなどの果物から、腸の中で便を柔らかくしてくれる水溶性食物繊維(乳酸菌のエサにもなります)が摂取できて、ハチミツからは、乳酸菌のエサとなり乳酸菌パワーを高めてくれるオリゴ糖を補えます。ただし、美味しいからと言って食べ過ぎないように注意しましょう。

2:乳酸菌にはいろいろな種類があるので、自分に合った乳酸菌との出会いや働きの相乗効果を期待して、乳酸菌を豊富に含む食品を毎日3種類以上摂る意識で、腸内の善玉菌を応援していくとOKですよ。

病気を寄せ付けずに健康的な美しさを維持していくために、意識して腸内環境を改善する食材を毎日摂取することを心がけましょう。そして、腸の健康からあなたの「美」を守っていきましょう。マハロ~

執筆者:
OK和男