腸から美人になる方法~痩せたい人は“腸”に注目!~
痩せにくい?!その原因“腸”にあるかも?
腸の健康が便秘やダイエットはもちろん、美肌・免疫・老化・精神の安定など、あらゆる面でその力を発揮していることが次々と明らかにされています。そういった背景もあり、老若男女すべての人々から熱い視線が注がれ続けています。
そんな腸の健康を考えるうえで欠かせない、大切なOKポイントをいくつかご紹介していきます。まずは、なんといっても腸内環境を整えるカギとなる善玉菌・悪玉菌と呼ばれる腸内細菌のバランスです。
ご存知のとおり、私たちの腸にはいろんな菌が生息しています。便宜上それらの菌を3種類に分類して、善玉菌・悪玉菌・日和見菌と名前を付けています。
その特性を簡単に説明すると、善玉菌は私たちの健康に有益な働きをする菌で、乳酸菌やビフィズス菌・腸球菌などがあります。
悪玉菌は私たちの健康に有害な働きをする菌で、大腸菌・ウェルシュ菌・黄色ブドウ球菌などがあります。
日和見菌は善玉菌が優勢ならば無害ですが、悪玉菌が優勢になると有害な働きをする菌で、大腸菌(無毒株)や連鎖球菌などがあります。
この3種類の菌のバランスが狂って悪玉菌が増殖しすぎると、腸の働きが低下してしまい便秘がちになります。さらに便秘は悪玉菌の増加を招き、善玉菌を減らしてしまいます。するとまた腸の機能が低下し、便秘や新陳代謝の低下を招く悪循環を起こして、痩せにくい身体になっていきます。
お腹の痛みや臭いの原因にも
悪玉菌の増加は、アンモニアや硫化水素という有害物質を産生して、お腹の張りや痛み、体臭・口臭の原因にもなりますので、直ちに解消したいところですね。最後に自分で改善できるポイントをまとめます。
腸内環境改善5つのポイント
腸内環境の改善には、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を抑えることが大切です。そのために有効なのは、適度な運動や規則正しい生活習慣でストレスを解消しながら、次の5つのポイントを意識して見直してみましょう。
1:乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌を含む発酵食品を摂取する
2:食物繊維が不足しない食生活を実践する
3:善玉菌の好物である乳糖やオリゴ糖を摂取する
4:オリーブオイルなどの良質なオイルを適量摂り入れる
5:十分な水分補給をする
毎日の生活の中で、働き者の“腸”への思いやりの気持ちをもって、5つのポイントを実践していくことで、考えてもみなかった長年のお悩みが解消されていくこともあるかもしれませんよ!
さっそく心掛けてみましょう。次回は5つのポイントをもう少し具体的に解説します。お楽しみに。マハロ~。
- 執筆者:
- OK和男