質のいいふわふわ脂肪をつくる方法 質のいいふわふわ脂肪をつくる方法
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たるまない固まらない!ふわふわマシュマロ脂肪をつくる方法

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年12月21日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。女性らしい体を作っている特徴は脂肪ですが、あなたの脂肪はどんなさわり心地・様子ですか?よく女性の肌がマシュマロに例えられることがありますが、マシュマロのような質感は、確かに理想的です。 脂肪が垂れていたり、カチカチパンパンに張っていたりして、気になる部分はありませんか?たるむのでもなく固まるのでもない、ほどよい脂肪をつくる方法をご紹介致します。

なぜ脂肪がたるむのか

脂肪が乗っているのは、筋肉の上です。その筋肉が運動不足で萎縮(いしゅく)し落ちてしまうと、とたんに脂肪がたるんでしまいます。

筋肉を伸ばしたり縮めたりと大きく動かして、筋肉の血行が良くなって張りが出てくると、脂肪の見た目にも張りが出てきます。

たるんだ脂肪のイメージ
画像出典: 美LAB.

なぜ脂肪が固くなるのか

脂肪をつまんだ時にセルライトが見えたり、固くて痛かったり、冷えていたりする場合、老廃物がたまっている可能性があります。

姿勢や動き方の癖で、筋肉が偏って使われ過ぎて疲れていたり、薄着をして冷やしてしまったりすると流れが悪くなり、そこには老廃物がたまっていきます。それが固くて冷たい脂肪・肌の原因です。

固い脂肪のイメージ
画像出典: 美LAB.

ももの脂肪を薄く柔らかく

それでは、代表的な部分の脂肪を例にとってみましょう。

外ももや前ももは固く張り、内ももやもも裏はたるみが気になるという方が多いものです。体重を前&外側にかけて立ったり歩いたりして、内側&後の筋肉があまり使われないからです。

そこで、体重はかかとの真ん中にかけて、外側に逃げないように立ってみましょう。内側の筋肉が使われて外側の張りが取れリラックスしてきます。偏りが減ってバランスが取れるので、老廃物も流れやすくなります。

ももの脂肪を薄く柔らかく
画像出典: 美LAB.

二の腕をほどよくふんわりと

二の腕は、内側&前がたるみ、外側&後が張るという方が多いところです。猫背で肩が前に来ることによって、前がたるみ、脇を締めたり固めて作業をすることが多いために、リンパの流れが滞ることによって内側はたるみ、後が張ります。外側は薄着で冷やすことで老廃物がたまりやすくなります。

肩周りを冷やさないように服装に気をつけるのはもちろんのこと、わきの下には常に卵を1個はさんでいる意識を持つとリンパの流れを保ち、老廃物が流れやすくなります。わきの前側は、ワイシャツのシワを伸ばすイメージで広げてあげると、筋肉の緊張がゆるみます。

おわりに

いかがでしたか?筋肉と脂肪の関係や、脂肪の質を決める要因がいくつかあって、それをご紹介してきました。

固くてしつこい脂肪は、つかんで動かす直接的な刺激もいいです。やわらかマシュマロラインに少しずつ近づく役に立てると嬉しいです。

執筆者:
美宅 玲子