【サプリVS食事】ダイエットを成功させるには・・・
サプリメントの摂取はリスクを伴う
サプリメントは、摂取したい栄養素をピンポイントで取り入れることができるためとても便利です。しかし、特定の栄養素が小さな粒に凝縮されているため、食事で摂取する栄養素との兼ね合いや、サプリメントの飲み方次第では、成分の過剰摂取を招く場合があります。
体内を活性化して代謝を高める栄養素も、摂り過ぎれば不調を招く原因に。サプリメントは、あくまでも栄養を“補助・補完”するために摂取するもの。飲めば食事をとらなくてもよい、たくさん飲めば飲むほど大きな効果が期待できるものではありません。
自然の食材からの摂取では多少食べ過ぎても不調にならない場合でも、成分を濃縮したサプリメントを過剰摂取することで、不調や病気を招くケースがあります。基本的には、毎日の食事で栄養素をバランス良く摂取すべき。不調で食事が十分にとれないときや、食事でどうしても摂取しにくいものの補完として考えましょう。
サプリよりも野菜や果物を
外食やコンビニやスーパーで購入した、調理済み食品を食べる機会が多い現代のライフスタイルでは、野菜不足や濃い味付けによる塩分の過剰摂取、栄養の偏りなどが起こりやすくなります。
特に不足しがちなのが、栄養素の吸収やエネルギー代謝をサポートするビタミン・ミネラル類。野菜や果物を食べてチャージすることが大切です。これらをしっかり摂取することで、食べたものを効率良くエネルギーに変換することが可能。余分な体脂肪を蓄積しにくくなります。
サプリは、頼り過ぎないことが大切。「これさえ飲めば大丈夫」という意識で取り入れるのではなく、食事のバランスを意識した上で不足分を補うために活用しましょう。
- 執筆者:
- Nao Kiyota