今すぐできる!エレガントな姿勢のための“伸び伸び”習慣【背骨編】
とにかく、伸び伸び!
生徒さまから、「姿勢が良くなるために普段自分でできることはありますか?」という質問を良く受けます。そんなときに、まずお答えするのは、「とにかく伸びをしてください!」
そんな簡単なこと?と思われるかもしれませんが、普段、縮こまった姿勢の多い私たちの生活では、体を伸ばす姿勢が本当に少ないです。仕事や家事の合間に、「気づいたら伸び」を一日10回以上を目標に、行ってみてください。
伸びのコツ
一見簡単な「伸び」ですが、姿勢改善効果を高めるためにコツがあります。基本は、座って行うことをおススメします。
〈方法〉
1. 椅子に座り、2つの坐骨(グリグリしたお尻の骨)で均等に椅子を押し、骨盤を立てて座る
2. 両手を組み手の平を上に向けて、息を鼻で吸いながら、上に向かって両腕をぐーんと伸ばす。
3. 息を口で吐いて脱力して背中を丸める。
〈ポイント〉
1. 両腕を伸ばす方向は、頭の真上よりも少しだけ斜め前にすることで、腰を反らさないよう注意する。
2. 伸びるときに、おへその周りをへっこませながら行う。お腹が前に出て腰が反る姿勢にならないよう注意する。
ポイント1と2を守ると、背中を反らして伸びるというよりも、上に向かって背中を引き延ばしていくような伸びになります!
お腹まわりにも効く!
いがかでしょうか?しっかりとお腹も意識すれば、姿勢改善効果だけでなく、お腹のたるみにも効果大なのですよ。
ぜひ皆さんも、今日から習慣にしてみてくださいね!次回も、伸びの方法についてご紹介していきます。お楽しみに♪
- 執筆者:
- 山中 朗子