

冷えて疲れた胃腸を温める!内臓をマッサージできる呼吸法
丹田呼吸法
息を鼻から吸って、胸を大きく膨らませて止めます。ボールのように膨らませた胸を、上から圧縮するようにして下腹へ押し下げ、息を止めたまま下腹を思い切り膨らませて止めます。息が苦しくなる手前でそっと鼻から息を吐き出します。
お腹が圧迫されて内臓のマッサージができるとともに、お腹の血行が良くなって胃腸の働きを整えます。胃腸が温かく正常に働いていると、食欲も正常になります。

浄化の呼吸法
鼻から吹き矢を吹くように、一気に腹筋を引き締めて息を吐き出すことを、1秒に1回のペースで、できれば30~60回繰り返します。勢いよく吐き出せば、吐くのをゆるめた時に自然に吸えます。
強く腹筋を使うので内臓のマッサージになり、胃腸が温まって動きが正常になります。
息を止める呼吸法
息を鼻から細く長く吐き出し、そのまま止めます。1秒程度止めたら引き締めていたお腹をゆるめて、鼻から息を吸い切って止めます。苦しくなる手前でゆるめて息を吐き出します。無理のない程度繰り返します。
内側からお腹が温まり、代謝が上がって汗をかくような感覚を覚えるでしょう。胃腸に血液が行き渡り、働きが正常になります。

おわりに
いかがでしたか?呼吸法ひとつで内臓から温まり、胃腸が温まり動きが良くなると、かえって余計な食欲がわかなくなることを実感できたでしょうか。困った時はぜひお試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子