体が歪んでる? 体が歪んでる?
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身体の歪みは「筋肉」が原因!左右バランスを簡単セルフチェック

(社)国際細胞活性協会 理事。 表参道セラサイズ・スタジオ マスターインストラクター。 理事として表参道セラサイズ・スタジオの運営と、「動きの基準」を担当。セラサイズの動きと意味を伝えつつ、「…
2016年03月27日
骨盤の位置、肩の高さ、左右のバランスが違うと言われた、または感じたことはありますか?体の歪みが体調不良や痛みにつながることがよくあります。

どうしていますか?

そんな時には整体で整えたり、姿勢や歩き方に気をつけたりする方が多いと思います。ただ、骨だけを正しい位置に整えてもまたすぐに戻ってしまいます。そして姿勢に気をつけてもすぐに忘れて同じ体勢になってしまったり。

それは筋肉のバランスが悪いので、戻ってしまうのです。骨格は筋肉に引っ張られて歪むことが少なくありません。

身体が歪むイメージ
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原因を考えるのがとても大切

原因となる筋肉を整えなければ、こぼれ続けているミルクを拭いているような状態です。骨格を何度正しい位置に戻しても、バランスの悪い筋肉にひっぱられまた元の位置に戻ることを繰り返してしまうのです。

バランス良い筋肉をつければ、良い姿勢も保てます。逆に細かい筋肉まで使えるようになれば、正しい姿勢の方が楽で気持ち良いのです。

全身と脳のバランスを整えるセラサイズ(細胞活性ストレッチ)をしている方から、電車で座る時、背筋を伸ばした姿勢が気持ち良くなった、膝をつけて座れる、という感想をいただくのはそういうことなのです。

簡単な対策から!

まずは左右バランス良く使いましょう。バランス良く使えるということは、脳も筋肉に、きちんとした指示ができるということです。筋肉を動かす脳が大きなカギになります。セラサイズで左右バランスをみてみましょう。

左右バランスのイメージ
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左右バランスチェックのセラサイズ

1. 胸の前で、右手は上、左手は下に、手の平を向い合わせます。右手の指先は左、左手の指先は右に向いている状態です。手のひら同士は離しておきます。

2. 両方の手の平を逆方向に回しながら、肘を横に開いて戻します。それがカウントで1と数えます。回す方向は、回しやすい方で大きく回るはずです。それを10カウント数えながら引いて戻してください。

3. 次に左手が上になるよう右手と入れ替えます。そこから10カウント引いて戻してみてください。

さて、どちらがやりやすかったでしょうか。または後の方が変な感覚だとか、回す方向がわからなくなったなどあったかもしれません。簡単な動きですが、脳の左右バランスがわかります。

利き手が上の時は普通にできるのに、反対の手が上にくると、勝手に主導権を持たされた方はどうしていいかわからなくなったりするのです。逆にどちらも感覚は同じでやりやすかった方は、バランスが素晴らしいですね。

まずは日常生活から

バッグをどちらかばかりで持ったり、立っている時どちらかの足に必ず重心をかけていたり。また、靴を履く時、先に履く方を決めていたりしませんか?寝る時、必ずどちらかを下にしていませんか?パソコンを打つ姿勢を変えたり、椅子の高さを変えたりしていますか?

靴を履くイメージ
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毎日の体の使い方から見直してみましょう。いつもしない使い方で、筋肉と脳を活性化してみてください。自分の体の色々な発見も楽しいですよ!

執筆者:
HIROKO