食べないダイエットで体重だけを減らしたら・・・こんなデメリットが!
くびれやメリハリがつかない
食べ量をとにかく減らして、体重を落としていくことを長期間続けるだけでは、筋力はつきません。それどころか、筋肉の材料が入ってこなかったり、エネルギー不足になったりして筋肉が衰え、少なくなってしまいます。
くびれやボディラインのメリハリをつくるためには筋肉が不可欠。筋肉の材料となるたんぱく質や、体内のはたらきを活性化させるビタミン・ミネラル類をしっかり補給して、体幹を鍛えながら体脂肪をエネルギーとして消費していくことが大切です。
代謝が下がる
血行をよくしたり、エネルギーを消費したりする役割を担う筋肉が不足すれば、代謝や消費エネルギーも低下してしまいます。
食べないと体重は減りますが、その分、水分や筋肉、骨を削り取ってしまいます。代謝が落ちると少し食べただけでも太りやすい体質に。これでは“ダイエットに成功した”とは言えませんよね。
老ける、たるむ
筋力が衰え、代謝が下がれば、肌も老け、たるんでしまいます。加齢とともに筋力や消費エネルギーは下がってしまいますから、そこへ食べないことで身体を弱らせると、さらに老化を促進させてしまいます。
食べないだけのダイエットでは、太りやすく、メリハリのないボディラインを育て、肌の老化やたるみを招く可能性があります。体重ばかりにこだわらずに、ストレッチや運動、ヨガ、筋トレ、などで“身体を動かす”工夫を取り入れてくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota