マッサージオイルはどれがいいの?成分別に検証!【フェイス編】 マッサージオイルはどれがいいの?成分別に検証!【フェイス編】
画像出典: fotolia

マッサージオイルはどれがいいの?成分別に検証!【フェイス編】

IFA国際アロマセラピスト認定校、ISAメディカルアロマセラピスト養成校の校長として、アロマセラピストの養成とともに、自身もアロマセラピストとして活動中。数年間かけて手がけた本当にお肌によいと感じるオ…
2015年11月12日
前回ボディ用のオイルをご紹介しましたが、今回はフェイス用をお伝えしますね。フェイシャルに使用するにはやはり栄養価、アンチエイジングを期待したいところです。

植物オイルにはどんなものがあるの?

今回はフェイシャルマッサージによく使うオイルを紹介します!

アロマオイルのイメージ
画像出典: fotolia

【ローズヒップオイル】
バラ科。主な成分はリノール酸、α―リノレン酸、オレイン酸です。皮膚組織の再生やしみ、しわなどにお勧めです。大変酸化しやすいオイルのため、2週間ほどで使いきれない場合は冷蔵保存して開封後は半年以内につかいきってください。

【イブニングプリマローズオイル】
アカバナ科 主な成分はγ―リノレン酸、パルミチン酸。乾癬、皮膚組織の修復、炎症、かゆみなどにお勧めです。また、女性ホルモンを崩されている方にも。こちらも大変酸化しやすいので、冷蔵保存してください。匂いがかなりあるオイルです。精油などを使用するとよいでしょう。

【アボカドオイル】
クスノキ科。主な成分はオレイン酸 ビタミンA ビタミンB1,B2、ビタミンD、ミネラルなどです。乾燥肌 老人肌などにおすすめです。皮膚をやわらかくする効果が期待できます。やや粘性があるので、他のオイルとブレンドするといいでしょう。

【植物性スクワラン】
スクワレンに水素を添加したものです。乾燥肌、敏感肌の方にお勧めです。皮膚の浸透性に優れていて、脂っこくありません。皮膚の新陳代謝促進が期待できます。酸化しにくいので長期保存が可能です。

お勧めのオイルブレンドは?

フェイシャルには精油をプラスしてみましょう!

【しみ対策】
ローズヒップオイルに、ネロリ、ローズオットーなどを加えてみてください。ローズヒップオイル20㎖にネロリとローズを1滴ずつ。極上の香りです。

【乾燥肌】
アボカドオイルは乾燥肌にぴったりです。アボカドオイル10㎖プラス植物スクワラン5㎖プラス前回お伝えしたアプリコットカーネルオイル5㎖に精油のパルマローザ、フランキンセンスを1滴ずつ加えてみてください。シワ対策としてもお勧めです。

アロマオイルのイメージ
画像出典: fotolia

マッサージの方法はどうすればいいの?

ポイントは中心から外側へ。眉から髪の毛の生え際へ。こめかみから耳下腺を通って鎖骨下までのルートを通ることです。摩擦があると皮膚刺激になるので、オイルはたっぷりと使用してくださいね。

執筆者:
佐藤 ユミ子