美容や健康に素晴らしい効果のあるマクロビオティックとは?
これからマクロビオティックのことについて、毎回噛み砕きながらわかりやすくご説明させていただけましたらと思います。
マクロビオティックとは?
まず、マクロビオティックの語源はご存知でしょうか?
マクロ・・・大きな、偉大な
ビオ・・・生命
ティック・・・術、方法、論
と直訳することができますが、古代ギリシャ時代からあるマクロビオスという言葉に由来していて、「偉大な生活法」「長寿法」などと呼ばれているものです。
お食事の方法を主にお伝えしておりますが、人生の学問としてとても大きな視野で考えられた哲学でもあります。
マクロビオティックの実践法
そんなマクロビオティックですが、実践法といたしましては、やはり毎日のお食事をなるべく、玄米を中心とした旬のお野菜や豆・豆製品などをいただくこと。
日本人である私たちは、1年を通して同じものをいただくのではなく、季節に合わせた春夏秋冬に産するものをいただくのがもっとも理想的です。
日本人の主食はお米。その穀物をいただくときも全粒穀物でいただくこと。お米だったら精米した白米ではなく、胚芽も糠もまるごといただける玄米の状態です。お野菜も、根や皮も捨てずに丸ごと全体をいただきます。
マクロビオティックの考え方
では、どうして丸ごといただくのでしょう?
マクロビオティックでは、食べ物の持っているエネルギー、生命力をいただくという考え方があります。私たちの体は自分が食べたもの、食べてきたものでできています。食べ物から命をいただいているのですね。ですから、食べ物も命のあるバランスの取れた状態のまま、一物全体(いちぶつぜんたい)でいただくのです。
玄米はお米の種です。白米はお水に浸しておいても芽が出ませんが、玄米は種ですから芽が出て、あの小さい1粒から何百粒も何千粒もお米を実らせる生命力を持っています。その「生命力」を私たちはお食事でいただいていくことが本来の食べ方なのですね。そんな風に食べ物を選んでみると、今まで気が付かなかったたくさんのことに興味がわいてきます。
マクロビオティックは奥が深く一度ではお伝えすることができませんので、今後もマクロビオティックについて、詳しく幅広くお伝えしていけたらと思います。一緒に「カラダの中からキレイになれるお食事」についてお勉強していきましょう。
- 執筆者:
- 室谷 真由美