重だる~い梅雨時期。元気に過ごすために、今すぐやめてほしいNG行動3つ
どうして梅雨時期は不調が出やすいの?
中医学の世界では臓腑と季節が密接にかかわっています。梅雨の時期は「脾」という臓腑と関わりが深いです。
脾は食べたものから体に必要な栄養に栄養を作る大切なお仕事をしています。ですのでこの脾が弱ると体の原動力になるものが作ることが難しくなります。そのためだるい、やる気が出ない、食欲が出ない、便秘になったりという状態が起きやすくなります。
この脾はただでさえも苦手なものが多いのですが、その中のひとつに湿気が含まれると言われています。梅雨時期って湿気でジメジメしますよね。そのジメジメが脾には大敵!ですので、脾が弱い人は梅雨時期はさらに不調が出やすいのだとか。
ですので梅雨を元気に過ごすためには、脾をいたわってあげることが大切。でもその為にはまず、脾が嫌がるNG行動をやめてあげるのが先決です!さぁ、梅雨の季節を少しでも過ごしやすくするために、気を付けたいNG行動3つとは何でしょう?
NG行動1・冷たい飲み物、食べ物についつい手が伸びてしまう
気温もあがってきて、ついつい冷たいものに手を伸ばしてしまう日が増えていませんか?でもこれも脾をいためてしまうNG行動。脾は冷たいものが大の苦手です。
でも徹底して全部を温かいものにするのは難しいですよね。お付き合いでお酒を楽しむことも増えてくる季節ですから。ですので、みんなで楽しむときは好きなように楽しんで、一人で過ごすときは温かいものをセレクトするように心がけてみてください。
NG行動2・揚げ物、味の濃いもの、辛い物を食べすぎる
揚げ物、味の濃いもの、辛い物はとても美味しくて、ついつい食べたくなりますよね。でもこれも脾が苦手なもの。でも好きなものを我慢ばかりしていてもストレスになってしまいますので「今日は好きに食べていい日」を作ってみましょう。その日は思いっ切り楽しんで、普段の生活の調理法は茹でる、蒸す、優しい味付けを心がけていきましょう。
NG行動3・くよくよ悩むこと
臓腑と感情も、ものすごく密接に関わっていると考えている中医学の世界。脾はくよくよ悩まれると、どんどん弱っていくと言われています。「どうせ私なんて」「はぁ、なんでこんなうまくいかないんだろう」なんてついつい悩んじゃうことあると思いますが、うじうじ考えていても、体にも心にも良いことが1つもないんですよね。
わざわざ自分を傷つけるようなことはせず「まぁなんとかなるさっ!」「こんな日もあるよね~」と軽い感じで考えていきましょ!
お食事を整えることも大切ですが、この気持ちの持ち方を変えていかないといくらお食事を変えても意味がありません。軽やかに、軽やかにを心がけて脾を大切にしてあげてくださいね。
終わりに・・・
NG行動あなたはいくつ当てはまりましたか?知らず知らず自分で過ごしにくい体にしてしまっていることって結構あると思います。梅雨時期を軽やかに過ごすために、今から普段の行動を見直していきましょうね!
- 執筆者:
- 倉口 ゆうみ