後ろ姿に自信!くびれを強調する背中のつくり方
胸を張らない、腰を反らせない
「いい姿勢にしよう」と思うと、腰を反らせたり胸を張ったりするイメージがあるかもしれません。
しかし、私達の背骨には自然なS字カーブがあり、そのカーブを保っている時に一番効率良く動けたり、ケガをしない姿勢を作れたりします。
自然なカーブ以上に反ったり丸めたりすると、腰を痛めたり、疲労がたまって凝ったりすることがあります。
背中の筋肉は逆三角形~意識の仕方~
後ろ姿を決める背中の筋肉は、男性でも女性でも、逆三角形を形作っています。つまり、背中の筋肉を意識すると、ウエストのくびれが強調されます。
猫背の状態は、背中の筋肉が弱まっているか、前に引っ張られて張っています。背中の筋肉のテンションが正常でないということです。そこで、ウエストのくびれを強調する、背中の筋肉を使う意識を練習し、テンションを正常にしてみましょう。
・広背筋・・・両わきから骨盤(仙骨)の方向へ走っている筋肉です。
両わきをほんのり仙骨の方向へ近づける意識を持ってみましょう。腰は反らせません。
・僧帽筋下部・菱形筋・・・肩甲骨から背骨の下の方へ向かって走っている筋肉です。
肩甲骨を背骨の下の方へ、ほんのり近づける意識を持ってみましょう。胸を張るのではありません。
背中の筋肉のテンションが適度に作られて、背骨の自然なS字カーブを取り戻せます。腹筋が弱いとお腹が出てしまうので、お腹を薄くおへそを縦に伸ばすイメージも持ってみましょう。おへそを縦に伸ばすと、ウエストのくびれができやすくなります。
おわりに
いかがでしたか?普段意識しない後ろ姿・背中を意識するだけでも脂肪がつきにくくなり、筋肉が適度に使われて老廃物も流れ、美しい姿勢を保てるでしょう。
ぜひお試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子