お尻の筋肉強化でヒップアップ!誰でも簡単エクササイズ お尻の筋肉強化でヒップアップ!誰でも簡単エクササイズ
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お尻を引き上げ&トップをつくる!1日1回の簡単美尻エクササイズ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年03月11日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。ヒップの形や上がり具合は、元気・健康と若さのバロメーター。タイトな服をきれいに着こなせたら、気分も上がりますね。今回は、初めてでも簡単にヒップアップを目指せるエクササイズをご紹介致します。

ヒップが落ちるとどうなる?見た目だけではない変化

引き上がったヒップは憧れの的ですが、ヒップが垂れる・落ちると、私達の身体はどう変わるのでしょうか。ヒップの土台は筋肉でできていますから、筋肉が落ちて歩幅が小さくなり、転びやすくなったり、立つ歩くことがおっくうで疲れやすくなる可能性があります。

キビキビした動きがしづらくダラダラしやすくなって、心までそれにつられてしまうものです。

ヒップアップとは?~反り腰とは違う~

それでは、どうしたらヒップアップができるでしょうか。よく、モデルやグラビアアイドルは、腰を反らせることでウエストのカーブを強調し、ヒップを上げて見せています。(左)

腰を反らせるイメージ
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一時的には良くても、実はそれではヒップが上がるどころか下げる原因になったり、お腹がポッコリ出たり、腰痛になったりする可能性があるのです。

腰を反らせる時、腰や背中は緊張しますが、ヒップやお腹の筋肉はゆるみます。それを繰り返すたびに、腰に負担がかかって痛み、ヒップやお腹は垂れて出やすくなってしまうのです。

体のメリハリをつけるボディデザインは、筋肉が作ります。お尻を立体的にするには、お尻の筋肉をつける必要があるのです。

座ったままできる骨盤エクササイズ

座ったままできる骨盤エクササイズ
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椅子に座り、骨盤を前や後ろに転がすように倒してみましょう。後ろに転がす時に、座骨(椅子に乗っている左右2つのお尻の骨)同士を内側に寄せるように、ほんのりとお尻を寄せてみましょう。

この力がお尻が垂れるのを防ぎ、ヒップの美しい形を保つ土台となります。

うつ伏せで立体的なヒップを作るエクササイズ

うつ伏せになり、右膝を90度ほど曲げます。足首も曲げます。恥骨・もものつけ根を床につけ、下腹を引き締め(凹ませ)たまま、ヒップやもも裏の力を使って、右膝を床から浮かせましょう。浮かせたまま小さく膝を上下させることを10回繰り返します。反対足でも同様に行いましょう。

うつ伏せで立体的なヒップを作るエクササイズ
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反動を使わないように気をつけましょう。

ヒップを引き上げて、上の方のボリュームをつけるエクササイズです。

よつん這いでヒップの形を整えるエクササイズ

よつん這いになり、背中をテーブルのように床と水平に保ちます。背中のテーブルにタオルなどを置いて、落ちないように意識します。右膝を曲げたまま横へ上げ、ややきついと感じる高さで1cm上下させることを10回繰り返します。反対足でも同様に行います。

よつん這いでヒップの形を整えるエクササイズ
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かかとよりも膝を高くしましょう。

お尻のトップの形を作るエクササイズです。

おわりに

いかがでしたか?毎日1回でも、気まぐれでもいいので、時々行うことで、ヒップの筋肉には「お尻が引き締まって上がるよ」という信号・刺激を与えることができ、インプットされていきます。お尻の筋肉に形状記憶させているのと同じことなのです。ヒップアップへの道を楽しく歩き続けて下さいね。

執筆者:
美宅 玲子