お尻を引き上げ&トップをつくる!1日1回の簡単美尻エクササイズ
ヒップが落ちるとどうなる?見た目だけではない変化
引き上がったヒップは憧れの的ですが、ヒップが垂れる・落ちると、私達の身体はどう変わるのでしょうか。ヒップの土台は筋肉でできていますから、筋肉が落ちて歩幅が小さくなり、転びやすくなったり、立つ歩くことがおっくうで疲れやすくなる可能性があります。
キビキビした動きがしづらくダラダラしやすくなって、心までそれにつられてしまうものです。
ヒップアップとは?~反り腰とは違う~
一時的には良くても、実はそれではヒップが上がるどころか下げる原因になったり、お腹がポッコリ出たり、腰痛になったりする可能性があるのです。
腰を反らせる時、腰や背中は緊張しますが、ヒップやお腹の筋肉はゆるみます。それを繰り返すたびに、腰に負担がかかって痛み、ヒップやお腹は垂れて出やすくなってしまうのです。
体のメリハリをつけるボディデザインは、筋肉が作ります。お尻を立体的にするには、お尻の筋肉をつける必要があるのです。
座ったままできる骨盤エクササイズ
椅子に座り、骨盤を前や後ろに転がすように倒してみましょう。後ろに転がす時に、座骨(椅子に乗っている左右2つのお尻の骨)同士を内側に寄せるように、ほんのりとお尻を寄せてみましょう。
この力がお尻が垂れるのを防ぎ、ヒップの美しい形を保つ土台となります。
うつ伏せで立体的なヒップを作るエクササイズ
うつ伏せになり、右膝を90度ほど曲げます。足首も曲げます。恥骨・もものつけ根を床につけ、下腹を引き締め(凹ませ)たまま、ヒップやもも裏の力を使って、右膝を床から浮かせましょう。浮かせたまま小さく膝を上下させることを10回繰り返します。反対足でも同様に行いましょう。
※反動を使わないように気をつけましょう。
ヒップを引き上げて、上の方のボリュームをつけるエクササイズです。
よつん這いでヒップの形を整えるエクササイズ
よつん這いになり、背中をテーブルのように床と水平に保ちます。背中のテーブルにタオルなどを置いて、落ちないように意識します。右膝を曲げたまま横へ上げ、ややきついと感じる高さで1cm上下させることを10回繰り返します。反対足でも同様に行います。
※かかとよりも膝を高くしましょう。
お尻のトップの形を作るエクササイズです。
おわりに
いかがでしたか?毎日1回でも、気まぐれでもいいので、時々行うことで、ヒップの筋肉には「お尻が引き締まって上がるよ」という信号・刺激を与えることができ、インプットされていきます。お尻の筋肉に形状記憶させているのと同じことなのです。ヒップアップへの道を楽しく歩き続けて下さいね。
- 執筆者:
- 美宅 玲子