不倫はどうして止まらない?不倫に陥らないために気をつけたいこと
今回は、不倫が世間から消えない理由と、不倫に陥らないために気をつけるべきことについてお話していきます。
“一生一人の人とだけ”という縛りが不倫を誘う
この人と一生添い遂げたい。お互いにそう思える相手だから結婚したはずなのに、どうして裏切るような行為を取るのでしょうか。これは実際に妻という立場になって感じたことなのですが、「私は一生に一人と思える人と出会ったんだ」という幸せは、付き合って(あるいは結婚して)最初の数ヶ月間だけでした。
もちろん、結婚に後悔しているわけではありません。でもその日常の生活の中でふと、「私はこれから先、どんなに素敵な人に出会っても恋をしたり、この人を裏切ってはいけないんだな」と思うことがあります。
この「恋をしてはいけない」という心の縛り、足枷を自分で暗示をかけるように反芻(はんすう)してしまうことで、その反動で不倫という道ならぬ道へ引きずり込まれていくのではないでしょうか。
そして、夜の営みに対してストレスを抱えることがあればあるほど、こういう思いはどんどん強くなっていくのでしょう。長い人生を一緒に過ごす上で、思うようにいかないことも多く、「夫なんて(妻なんて)大嫌い!」と思うこともあります。それでも一緒にいなくてはいけない。
自由にできないストレスから逃げるため。また、道ならぬ恋という背徳感が合間って、不倫というのは危険でとても甘美なものとして認知されているのではないでしょうか。不倫ドラマが絶えないのは、そういう、夫婦の中に隠された願望を満たすためのエンタメとして支持されているからなのかもしれません。
不倫に陥らないためには
ご自身が独身で、既婚者に迫られている場合。これは、まず相手の言う甘いセリフの全てはアナタを手に入れるための「嘘」であることを強く言い聞かせましょう。「妻とうまくいっていない」「もう、離婚してもいいかな」という発言は、その時の気分では確かに本音なのでしょうが、実際に離婚を考える男性は相当少ないです。
離婚をする場合は、もう相当に奥さまとの亀裂があって、修復が不可能な段階になっている人に限ります。そしてそういう男性は「いずれ離婚するから」といって奥様との関係が清算できてないタイミングで、別の女性と浮気をするような、不誠実な人ではない場合が多いです。
また、不倫する男性は、基本的に不倫相手の前では「一番かっこいい自分」を演じています。浮気相手の女性の前でだけ、魅力的な自分を演じているだけであって、子供っぽい部分、だらしのないところは全て奥様が支えていると捉えた方が良いかもしれません。
あなたがリスクを背負ってまで不倫するに値する男性かといえば、そうではない人の方が圧倒的に多いのでぜひ、このことを念頭に相手を見極めてくださいね。
あくまでも不倫はエンターテイメント
不倫ドラマが人気だったり、テレビの報道も不倫を追いかけるようなものばかりがありますよね。その影響からか、私たち一般人も不倫について大々的に語る機会が増えたように思えます。
しかし、個人的に思うのは不倫というのは、あくまでエンターテイメントとして捉える程度がちょうど良いのではないでしょうか。実際に不倫をするのは言語道断。
「もし不倫したら私ってどうなっちゃうのかしら・・・♡」なんて、ひと知れず妄想の中だけで盛り上がるためのネタにしかすぎない。そう思い留めておくことで、いざ不倫の道へと扉が開かれても、簡単に踏み入れるようなことはしなくなるのではないでしょうか。
- 執筆者:
- 角 侑子