宿便ってウソなの?便秘を予防・改善するためにすべきこと
「便秘」ってナニモノ!?
排便のサイクルは人によって異なります。たとえ3〜4日に1回だとしても、定期的に排便があってスッキリしているのであれば、便秘ではありません。
逆に、だいたい毎日排便があるのにもかかわらず、スッキリしない感じやお腹の張り、肌荒れなどに悩まされているのなら、それは便秘。
「◯日出なかったら要注意!」というのはあくまでも指標です。自分にあったサイクルが習慣化しているかどうかでチェックしましょう。「スッキリ感」も重要な要素です。
また、腸の壁にこびりついてなかなか出てこないと言われる「宿便」にも、素材自体に賛否両論のさまざまな意見が存在しています。あのお腹の張りは、便がこびりついているのではなく、ガスが溜まった状態。これを改善しなければ便秘による不調とさよならできません。
食べ物だけでない、便秘の要因
野菜や果物、発酵食品などを食べることは、便秘改善のための有名な方法ですよね。ただし、それだけではNG。腸内環境が悪化する原因には、ストレスや運動不足、水分不足などさまざまな要因が考えられるからです。
食事は健康の基本ですから、食生活を見直して腸内環境を整えることは必須。それに加えて、代謝の低下や自律神経の乱れを改善するケアを取り入れる必要があります。
運動不足ではありませんか?
ストレスを溜め込んでいませんか?
水分が不足していませんか?(便の大部分を水分が占めています)
スッキリしない毎日が続いたら、生活を見直す必要があります。食事内容だけでなく、過ごし方自体を改善して、体内を活性化させましょう。
- 執筆者:
- Nao Kiyota