手のコリを予防する!イメージエクササイズ 手のコリを予防する!イメージエクササイズ
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手のコリを予防する荷物の持ち方とは?筋肉疲れを軽減するイメージエクササイズ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年07月28日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。日々の生活の中で、手や握力を使う機会はたくさんありすぎて、手が疲れても仕方がないと思っていませんか?ちょっとした意識をするだけで、手のコリや疲れは予防できてしまうんです!今回は、そんなイメージエクササイズをご紹介いたします。

荷物を持つ手の負担を減らす方法

カバンを持つ手、荷物を運ぶ時の手、スマホを持つ時の手、買い物袋を持つ時の手…。あらためて、どのくらい握力を使っているか思い出してみてください。実際に持ってみてもいいでしょう。

物を運ぶ時は、その物を落さずに移動させればいいわけですから、落とさない程度・滑り落ちない程度の握力を使っていればいいはずなのに、過剰に指を曲げて力を入れたり、握りしめるようにして肩まで力が入っていたりしませんでしたか?

荷物を持つ手のイメージ
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試しに荷物を持つ時に、指を荷物に軽くひっかけて、落ちるか落ちないかぎりぎりの感覚で持ってみましょう。「こんなに少ない力で落ちないんだ!今までだいぶ過剰に力を入れていたな」と気づくことでしょう。

パソコン、ペン、包丁…手や肩の力を見直そう

パソコンを使う手やペンを持つ手、包丁を握る手の力も見直してみましょう。パソコンキーボード上に手を置いた時に、特に下へ押す力を加えなければキーボードは押されませんよね。それでも、手指をキーボードから浮かせる余計な力を使い続けて、疲れている人はたくさんいます。

テニスのラケットを握る時も、余分な力で握ると肩が力んでいいパフォーマンスができないように、ペンを持つ手も包丁を握る手も、できるだけ余分な力をそぎ落としていって、最小限の力で握るようにすると、肩の力も抜けて肩こり予防にもなります。

ペンを持つイメージ
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おわりに

いかがでしたか?毎日使う手指や握力を見直して、最小限の力に変えていくだけで、どれだけ筋肉の疲れを予防することができることでしょう。

肩こりや首こり、頭痛など他に付随する疲れ・痛みの症状も予防する一助になります。精神的な疲れやストレスの軽減にも役立ちます。これから早速、見直してみませんか?

執筆者:
美宅 玲子