ホンモノの食欲を取り戻そう!暴れる食欲を抑え、無理なく痩せる秘訣とは?
ホンモノの食欲、ニセモノの食欲とは
ホンモノの食欲=代謝性食欲
胃袋が空っぽになる、血糖値が下がることで感じる生理的な食欲。
ニセモノの食欲=認知性食欲
習慣や嗜好、ストレス解消など、本来体が欲していないが、何かの代替えや思い込みで湧いてくる食欲。
STEP1:食べたいときに食べたいだけ食べてみる
やり方は簡単です。食べたいときに食べたいものを満足するまで食べること。注意点はお腹がいっぱいになったら止めること。これだけは守ってください。これを守らなければただの食べ過ぎとなり確実に太ります。
時間帯や食べ物の種類は気にしなくてOK。こうすることで、ホンモノの食欲に敏感になれます。ストイックなダイエットをしてこられた方ほど、最初は高カロリー、高糖質なものばかり欲するかもしれませんが、徐々にそればかりはいらないと思うようになります。
ダイエットのために食べないのではなく、本心で食べたくないと感じる。この感覚は今後のダイエットをうんと楽にしてくれます。禁止されたものほど魅力的に思えるだけ。いざ食べていいとなれば、さほど美味しく感じなくなってくるものです。食欲が落ち着いて、欲する食べ物の質が自然に変化するまでしばらく続けましょう。
食欲を上手くコントロール出来ている方にはSTEP1は不要です。寝ても冷めても食べ物のことが頭から離れない方、食べることと痩せることで頭がいっぱいな方には、チャレンジしていただきたい方法。
ただ、これにはかなり勇気がいります。今まで守ってきたダイエットルールを無視することになりますし、ストイックなダイエットをしてこられた方なら、恐らく一時的に体重が増えます。それでも健全なホンモノの食欲を取り戻したいと思う方は、ぜひ試してみてください。長い目で見れば、リバウンドしないダイエットに繋がります。
STEP2:食べたくないときには徹底して食べない
当然じゃない?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。でも案外人って、本来の食欲に反していらないのに食べてしまっていることがあるのです。
習慣、人からすすめられたから、なんとなく目についたからなどの理由で……。それって、とてももったいないこと。食べたいときに食べたいものを満足いくまで食べても、太らないようにするためには、食べたくないときには徹底して食べないことが大切なのです。お付き合いなどで仕方ない場合は、最小限に留めましょう。
STEP3:食欲が落ち着いてきたら食事のリズムを整える
※その際もホンモノの食欲を最優先させる
食欲が落ち着いてきたら、今度は栄養バランスや食事のリズムを考えるときです。ストイックになりすぎてしまうと、せっかく取り戻したホンモノの食欲がまた分からなくなってしまうので、ルールは緩めに設定しましょう。野菜をちょっと足そうかな、最近食べてないから今日は魚かな、夜中には食べないでおこう、こんな程度でOKです。
心と体が健康になると、体が欲するモノと心が欲するモノは一致していきます。
最後に
いかがでしたか?ニセモノの食欲に惑わされるのは、ストレスをたくさん溜めてしまっている証し。美意識の高い頑張り屋さんほど陥りやすい罠です。自分に優しく、体の声をよく聴いてあげてくださいね。
- 執筆者:
- 愛子