

海外でも大人気!“こんにゃく”で置き換えダイエット
良いことだらけの“こんにゃく”
こんにゃくは食物繊維と水分が多いので、腸の調子を整えることにとても有効です。こんにゃくの主成分である“グルコマンナン”は、人間の消化酵素では消化できない食物繊維です。その食物繊維は水分と一緒に取るとふくらみ、カサが増します。そのため便通がよくなります。
また、カルシウムも含んでおり、胃酸で溶けやすく吸収されやすいことが特徴です。その他、コレステロール値を正常に保つことや、糖尿病予防に効果的だったりと、現代の生活に力を発揮する食材といわれています。
こんにゃくのバリエーション
・板こんにゃく・・・白と黒がある板こんにゃく。黒は海藻の粉が含まれています。
・生芋こんにゃく・・・こんにゃく芋を精製せず、そのまますりおろして作ったもの。芋の皮が含まれている。
・玉こんにゃく・・・煮物料理に欠かせないこんにゃく。
・ねじりこんにゃく・・・味が染み込みやすいようにねじられている。
・しらたき・・・生芋しらたきと白いしらたきがある。女性に人気のこんにゃく。ダイエットパスタに使われている。
・刺身こんにゃく・・・青のりやゆず、しそ、みょうがなどとそのまま食べる。
・突きこんにゃく・・・ところてんのように麺状になっているこんにゃく。
・手結びこんにゃく・・・下ごしらえが済んでいるこんにゃくで結んである。
・粒こんにゃく・・・米に混ぜて炊くと低下ロリーご飯ができる。
色々な種類のこんにゃくがあるので、飽きずに食べられます。やはり、ダイエットに使われるのは、しらたきが多いです。みじん切りにして炊飯器でお米と一緒に炊いたり、しらたきをおパスタ替わりにしたりします。

その他、“マーボーこんにゃく”や“チリソース和え”、“しらたき豚キムチ”、おやつとして“蒸しパン”、“大根餅”などにして食事に取り入れることができます。和風やアジア系食事、なにより、おやつにまでできるこんにゃく。万能です!
こんにゃくの下ごしらえとあく抜き
あく抜きをすると、臭みが取れるだけでなく、プリッとした美味しいこんにゃくになります。あく抜き済みのものも最近では売っていますが、こんにゃくのバリエーションによっては、あく抜きをしていないものもあります。あく抜きの簡単な方法をご紹介します。
・塩を振り、麺棒などでたたく
・中火で炒める
・さっとゆでる
・塩で揉み、レンジでチンする
筆者の冷蔵庫には常に、こんにゃくが入っています。日持ちもよく、意外とどんな料理にも合うので、食べすぎた次の日の料理には入れたりしています。スリム&健康な体作りに、ぜひ活用してみてください。
- 執筆者:
- 山田 みき