ぷるっと潤う!スリム美人になる栄養学講座 【たんぱく質編】
たんぱく質は“美を育てる原料”
たんぱく質は、細胞の原料。血液や筋肉、肌、髪、爪、そしてホルモンに至るまで、たんぱく質がなければ体内で合成できません。
そのため、体液循環をよくして酸素や栄養素を身体の隅々まで運搬したり、肌トラブルや体調不良に悩まされない免疫力を維持したり、肌や髪、爪のツヤや潤いを維持したりするために欠かせない存在です。
たんぱく質は「アミノ酸」が組み合わさってできていますが、人の身体は約20種類のアミノ酸の組み合わせでできています。このうち、体内で合成できない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」といいます。必須アミノ酸は、食べ物で摂取しなければ体内で生成することが不可能。美や健康を維持するためには、毎日の食事でたんぱく質が含まれる食材を食べることが重要です。
たんぱく質が不足しているサインとは?
たんぱく質が不足するということは、新しい細胞の材料が枯渇するということ。肌の再生であるターンオーバーやハリを保つ筋力を維持することができず、疲労回復もおろそかになります。
そのため、たんぱく質不足が長期間続くとシワやたるみ、乾燥肌やにきびなどの肌トラブル、抜け毛、貧血、むくみなどに悩まされることに・・・!体調を崩しやすく、老けやすい体質になってしまいます。
たんぱく質摂取のコツは「いろいろな種類の食材を食べる」こと
たんぱく質の豊富な食材には肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などがありますが、食材によって含まれるアミノ酸が異なります。そのため、1種類の食事を食べ続けるのではなく、いろいろな食材をバランス良く食べるのがおすすめ。
美肌の実現や、ボディラインにメリハリをつける筋肉を育てるためにも、毎日の食生活に上手に組み込んでいきましょう。
- 執筆者:
- Nao Kiyota