腸ってもめるの?どうやってもむの?秘訣や魅力を大公開!
自分でもめるのは腸だけ
腸は、口から肛門までの消化管と呼ばれる長い管の一部。やや乱暴な表現ですが、4~7mほどの長いちくわを想像してください。食べた物を消化・吸収する、不要なものを便として出すのが主な役割です。
ほかにも体内で一番血液を必要とする場所だったり、神経細胞が脳に次いで多く、脳の指示があってもなくても動くことができたり、免疫細胞が集中していてあらゆる危険から守ろうとしてくれたりと大活躍しています。ほかの臓器との最大の違いは、自分の手でもむことのできる唯一無二の臓器ということです。
腸もみの誤解、「痛いほど効く」のウソ
だんだん認識されつつある「腸もみ」ですが、誤解されることもしばしば。よく聞くのが、腸もみ=痛いという誤った認識。私のサロンにも、他のお店でかなり痛い腸もみを体験した方が来たことがあります。
私自身、ものすごく痛い腸もみを受けてイヤな想いをしたことも。でも痛いだけの腸もみは間違いです。中には「痛いほど効く、いい」と思っている方もいるかもしれませんが、痛みに耐えながらもみ続けたら、私たちの腸はゆるむどころか、より緊張を増し、硬くなってゆるみにくくなります。
では、腸もみの強さは?
強すぎる力でもめば、腸に限らずどこだって痛く感じますよね。なにより腸がもっとも苦手としているのは強すぎる緊張や過度なストレス。反対に腸が好きなことはリラックスです。痛いだけの強さはリラックスとは真逆の感覚。だから、痛みを感じない強さでもむのがポイント。
実は、私たちと腸の感覚は同じです。痛いより痛くない方が安心するし、リラックスできますよね。腸はリラックスするほど、本来の動きができる傾向にあります。
次回は、腸をもむとどんな素敵なことが待っているのかについてお伝えします!
- 執筆者:
- 真野 わか