便秘は美肌の大敵!便秘解消に最も大切なこと
便秘の原因は、不規則な生活や栄養のアンバランス
不規則な生活や栄養のアンバランスは、便秘の原因となります。タンパク質を過剰に摂取した場合は、便は凝集されて小さく硬くなり、そして出にくくなってしまいます。
そのとき、同時に水分を多量に含む食物繊維が存在していれば、毒素も薄まり人体への影響も弱くなります。しかし、食物繊維を摂っていない場合は、毒素も凝集されたまま腸に停滞してしまいます。
便秘による影響
便秘のときには、腸内物の充満により左下腹部の膨満感、あるいは痛み、食欲不振、口臭、げっぷなどの症状にあらわれてきます。そして、憂鬱症、疲労感、頭痛、めまい、肩こり、腰痛、イライラ感、のぼせなど。色んな症状をともなうことがあります。
便が長い間、腸内に滞在することによって、カプタン、メルカプタン、インドール、窒素化合物、硫化物などの一般的には、「臭い」といわれるような毒性のある物質が産生されます。身体は、それらの毒素を必死に体外に排出しようとします。その結果、ニキビ、吹き出物、肌あれとなって、肌への影響としてあらわれます。
快食、快眠、快便。3拍子そろって、はじめて健康のバランスが保たれます。とくに女性は男性より筋肉が少なく、便秘になりやすい体質です。
便秘の解消には
まずは、食物繊維の多い食べ物を摂ること。オリゴ糖が含まれる果物を取り入れてみるのもいいかもしれません。そして、食物繊維不足の場合は、ビタミン、ミネラル、有機酸も同時に不足しがちです。これらも同じように摂ることも意識したいところです。
また、朝にはなるべく時間に余裕を持ち、朝食後は便意がなくてもトイレにいく習慣をつけましょう。
メンタル面も影響します
一番大切なことはリラックスすることです。メンタル面も便秘に影響をしています。腸は、急に緊張してお腹が痛くなったり、ストレスを繰り返すことで大腸炎になったりと、精神状態に敏感に反応する臓器です。
腸の動きが活発になるときは、副交感神経が働いているとき。つまり、自律神経が安定しているときです。お風呂に入って疲れをとるようにすること、好きなアロマの香りの空間などでゆっくりする時間をとることも忘れないようにしたいですね。
- 執筆者:
- 大川 明伸