脂肪のついたお腹 脂肪のついたお腹
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お腹痩せできない原因は「寒さ」かも!?その理由と対処法

パーソナルボディメイクSYNAPSE代表。健康運動指導士。元陸上自衛隊非常勤体育講師。 現在は東急スポーツオアシス、エニタイムフィットネスなどを中心に東京都内で出張パーソナルトレーニング指導を展…
2020年01月12日
お腹痩せしたくてエクササイズに取り組んでいるけれど、なかなか効果を感じないという方。お腹痩せ効果が感じられないのは、もしかしたら「寒さ」が原因かもしれません。ではなぜ寒さがお腹痩せを阻むのか、その理由についてお伝えしていきます。

寒いとお腹痩せしにくくなる理由

寒がってる女性
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それではなぜ、寒いとお腹痩せしにくくなると言えるのでしょうか。体が冷やされるということは、内臓も冷やされている可能性が十分に考えられます。すると基礎代謝の低下や便秘などを起こしやすくなるため、お腹痩せしにくくなると考えられるのです。

冷えた体を温める3つの方法

冷えた足元
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それでは冷やされた体を温めるにはどうしたらよいのでしょうか。日常生活の中で実践できる方法として3つあります。

入浴

1つは「入浴」です。湯船に体をしっかり浸かっていますか?体を芯から温めるには、38〜40℃のお湯に10分程度浸かるとよいと言われています。42℃以上の熱いお湯に短時間浸かって温まったとしても、芯まで温めるには至りません。

体を温める食品を摂る

2つめは「体を温める食品を摂る」ことです。地中で育ち、水分の少ない根菜類や発酵食品が体を温める食品と言われています。そのためカボチャや人参、白菜のような根菜類や味噌、納豆といった発酵食品を積極的に摂るように心がけてみましょう。

バランスのよい朝食

3つめは「朝食をしっかり摂る」ことです。朝は体が目覚めたばかりで体温が低い状態です。そこで朝食をしっかり摂ることで、体温を高めることができます。その際、朝食でしっかり摂っておきたいのがタンパク質です。食事を摂ることでエネルギーが消費されます。これを「食事誘発性熱産生」と言います。糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素のうち、食事誘発性熱産生で最も多く消費されるのがタンパク質だからです。そのため、いつもの朝食に卵料理や焼き魚などをプラスするとよいでしょう。

日常生活での冷え対策でお腹痩せをしよう

女性
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今回は寒いとお腹痩せしにくくなる理由と、冷えた体を温める方法についてお伝えしました。日頃のエクササイズと合わせて、体を温めるように心がけることでお腹痩せ効果が感じやすくなります。以上をヒントにしてお腹痩せに取り組んでみましょう。

執筆者:
町田 晋一