「肩こり」にお悩みの方におすすめ!3つのエクササイズ
肩こりに効果的なエクササイズとは
肩こり解消に効くエクササイズはいろいろありますが、即効性のあるエクササイズとしておすすめするのは「下半身の筋トレ」と「有酸素運動」です。その理由は、これらのエクササイズは血流を促し、肩こりを引き起こす血行不良を解消させることができると考えられるからです。
筋肉には「力を発揮して運動を起こす」という働き以外に、筋肉を収縮させることで血液やリンパ液を押し流す「ポンプ作用」があります。下半身の筋肉を鍛えることでポンプ作用が改善され、その結果血流が促進されて肩こり解消に繋がると考えられるのです。
肩こり解消にも効く「スクワット」
1.肩幅もしくはそれよりも少し広めに足幅をとり、つま先と膝はやや外側に向けます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、お尻はやや後ろに軽く突き出します。目線は正面に向けましょう。
2.息を吸いながら、後ろに軽く突き出したお尻を膝のライン、もしくはそれよりもやや下まで下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返します。
スクワットは、お尻の筋肉である大殿筋、太ももの筋肉であるハムストリングスと大腿四頭筋のエクササイズですが、肩こりにも有効です。10回で1分程度の休憩を入れながら3〜5セット行います。
血流促進効果がある「カーフレイズ」
1.腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けます。かかとを軽く床から浮かせたところから息を吐きながらかかとを上げ、最大限まで上げたところで3秒程度止めます。
このエクササイズのポイントは、できるだけかかとを高く上げることです。そうすることでふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋に効かせることができます。
2.息を吸いながらかかとを床に触れる手前までゆっくりと下ろしていきます。10〜15回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。
やはり血流促進効果の高い「有酸素運動」
ウォーキングやエアロバイクなどを、軽く汗ばむくらいのペースで20分程度行います。呼吸が乱れるところまでペースを上げないようにしましょう。呼吸が乱れてしまうと、酸素が体内に行き届かないうちにエネルギー供給が行われることになるので無酸素運動となってしまいます。また、有酸素運動は筋トレ後に行うと効果を感じやすいでしょう。
エクササイズと有酸素運動で肩こりを解消しよう
今回は辛い肩こりからすぐに解放されたい方におすすめのエクササイズをご紹介しました。このエクササイズを行った後は、肩が軽くなってスッキリした感じが得られるかと思います。これらのエクササイズは、週3回は行うように心がけると効果的です。ぜひ、凝りのない体を目指しましょう。
- 執筆者:
- 町田 晋一