腹筋エクササイズは痩せない?効果を感じない理由と改善ポイント
腹直筋上部に効く「アブドミナルクランチ」
写真は「アブドミナルクランチ」という腹筋エクササイズになります。一般的に「腹筋」と呼ばれている筋肉は、腹直筋、内・外腹斜筋、腹横筋の4つです。このエクササイズはミゾオチ辺りを軸に上体を起こす動作を繰り返すことで、腹直筋上部に効かせることができます。
このエクササイズをしても「腹筋に効いた感じがしない…」という場合に考えられる理由として、主に3つ挙げることができます。
【理由1】肘が開いていない
写真のようにアブドミナルクランチを行う際、肘を閉じた状態で行ってしまうと、腹直筋ではなく腕の力で上体を起こしやすくなってしまいます。
肘を開いた状態で行うと、腕の力に頼らず腹直筋の力で起こすことができるようになります。
【理由2】首を曲げてしまっている
首を曲げてしまうと、首の筋肉を使って起こしてしまいます。
みぞおちから、頭頂部に一本の棒が通っていることをイメージして、腹直筋上部から起こすようにしましょう。
【理由3】上体を下ろす時にお腹の力が抜けてしまっている
腹筋エクササイズをすると腰が痛くなるという場合、考えられる原因がこのケースになります。腹直筋の力が一気に抜けてしまい、腰の反りが強くなってしまうからです。
写真のように、上体を下ろすときこそ、お腹の力を抜かないように心掛けることで腹直筋への効き具合も格段にアップする上、腰への負担も少なくなります。
正しい腹筋エクササイズでスリムな体を目指そう
腹筋エクササイズで効果を感じない3つの理由をご紹介していきました。いかがでしたか?心当たりのある方もいたのではないでしょうか。是非、今回の内容をヒントに改めてアブドミナルクランチを行ってみてください。
- 執筆者:
- 町田 晋一