35歳が分かれ目?!老けない私になるために始めたい3つの習慣! 35歳が分かれ目?!老けない私になるために始めたい3つの習慣!
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35歳が分かれ目!?老けない私になるために始めたい3つの習慣

国際薬膳調理師/薬膳ライフバランスプランナーの倉口ゆうみです。自身が心身のバランスを崩したことで食の大切さを改めて考えていた時に、本屋さんで薬膳の本と出会ったのがきっかけて約1年半、フルタイムで会社勤…
2018年06月04日
「あれ?なんだか20代と変わってきた?」鏡を見て、そして自分自身の体の調子を見てそう感じる時はないですか?実は薬膳のベースの考えになっている中医学では「7の倍数」の歳で女性の体が変わるといわれているので、35歳前後でそう感じる人は多いはず。でも安心してください。薬膳の知恵を生活に取り入れていくことでエイジングケアができるんですよ!今回は取り入れていきたい習慣3つをご紹介します。

薬膳のベースの考えになっている中医学では「7の倍数」で体が変わる?

そもそも薬膳ってどういう定義なのでしょうか。薬膳の定義をお話ししますね。薬膳とは?【中医学理論に基づいて作られた食事で、その目的は疾病の予防、病気の快復、そして健康を保つための美味しい食事。】という定義があります。

中医学とは中国伝統医学のことで、4000年も歴史があるもの。薬膳は中国伝統医学をベースにしているものなので、薬膳と中国伝統医学は切っても切り離せない関係なのです。

中医学では昔から女性は「7の倍数」男性は「8の倍数」で体が変わると言われています。28歳が女性として体が最も充実をしていて、35歳になると抜け毛、白髪などの容姿の衰えが見え始め、また婦人科トラブルなども現れはじめます。

この衰えには「腎」という成長系のホルモンをつかさどる臓腑をケアできているかどうかが大切になってきます。ですので腎を労わることを生活で取り入れてほしいのです。今回は3つご紹介しますね。

髪の毛の変化
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取りれていきたい習慣1・黒い食材を取り入れる

腎を労わるには「黒い食材」がキーワード!

黒豆・黒米・黒ゴマ・黒きくらげなど黒い食材を積極的に取り入れていきましょう。何か一生懸命献立をたてなきゃと思わなくてOK!普段のお茶を黒豆茶に変えたり、お米を炊くときに一緒に黒米を入れて炊いたり、サラダに黒ゴマをトッピングしたり、スープに黒きくらげをいれたりとちょい足しするところから始めていきましょう。

取り入れていきたい習慣2・おやつをこれに変えてみて!

ちょっと小腹がすいたとき、何を食べていますか?せっかくなのでおやつを腎が喜ぶものに変えていきましょう。

【おすすめのおやつ】
栗(甘栗)・カシューナッツ・プルーン・ブルーベリー

クッキーやシュークリームなど甘いスイーツは美味しくてついつい手が伸びちゃうのもわかりますが、若々しさを保つのなら、ぜひ紹介したおやつをオフィスの引き出し、お家のお菓子コーナーに用意しておいてちょこちょこつまんでくださいね。

プルーン
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取り入れていきたい習慣3・腰・足元を温める

腎は冷えが大の苦手。特に腰と足元を冷やすことをとても嫌がります。これから気温があがって薄着になってきますが、リラックスするときに腰回りにブランケットをまいたり、靴下を履いたりするなど温める習慣を大切にしてくださいね。

終わりに・・・

いががでしたか?「見た目が変わるのは年齢のものだから仕方ない・・」とあきらめる前に、普段の生活でできることを少しずつ始めてみませんか?小さい積み重ねが数年後の自分に自信をくれるはず。ぜひ、この3つの習慣、取り入れてみてくださいね。

現代の食卓に生かす「食物性味表」,日本中医食養学会 (著),‎ 仙頭 正四郎 (監修),‎ 国立北京中医薬大学日本校

執筆者:
倉口 ゆうみ