どこまでしゃがむ?スクワット専門家オススメの「深さと角度」
スクワットの大事なポイント
いきなり深くしゃがもうとしない
スクワットは深くしゃがめばしゃがむほど負荷となり、足腰の筋肉によく効きます。しかし、無理していきなり深くしゃがもうとしないことです。例えば、膝が大きく前に出て膝関節に過剰な負担がかかってしまったり、股関節が真っ直ぐ伸びたまま非効率だったりと、必ず全体のフォームに崩れが出ます。
あせらず徐々にマスターするもの
スクワットは、修得の過程で自然に深くしゃがめるようになります。それまでは、基本フォームをきちんと守ったうえで、自己の筋力レベルや関節可動域、柔軟性に合わせ無理のない範囲で行いましょう。効率的なスクワットをマスターするうえで大事なポイントです。
クォータースクワット・・・ビギナー、高齢者はまずはここから
屈曲角度45度
太ももラインを斜め45度に合わせます。真下までがフルスクワット、床と平行ラインがハーフとすると、1/4でクォーターとなります。ここでは、膝がつま先より前に飛び出していないかをチェックしましょう。
ハーフスクワット・・・中・上級者向け
屈曲角度90度
太ももを地面と平行(パラレル)にしていきます。厳密には、大腿骨が地面と平行となる為、膝関節(中点)から股関節(大転子点)をラインで結んでいます。太ももの付け根から、お尻をしっかり後ろに引きましょう。
しゃがむ深さの上限について
健康寿命延伸、一般的な健康・美容目的のスクワットはハーフまでで十分です。真下までしゃがみこむフルスクワットや踵を上げるヒンズー、膝を大きく前方に出すシシースクワットなどは外します。
ズバリ!専門家オススメのしゃがむ深さとは?
- 執筆者:
- 小川 りょう