

「体重が減った=痩せた」ではない!?体重計に翻弄されないポイント
体重計に乗る最適なタイミングは?
体重測定は毎日することが大切。面倒くさく感じるかもしれませんが、毎日計ることで体調管理ができ、ウエイトコントロールのモチベーションにもつながります。ぜひ、毎日の習慣にしましょう。
すでに毎日、体重計に乗っている人もいらっしゃると思いますが、乗る時間帯と条件は同じですか?
1.食事の前
2.トイレに行った後
3.運動直後と入浴直後は避ける
これがポイントです。1と2は言うまでもありませんが、3の運動直後と入浴直後は、なぜ適さないのでしょうか?

体組成計という体重計
最近、すっかり身近になった体組成計という体重計で、自宅でも体脂肪を計れるようになってきました。
体脂肪は、体に微弱な電流を流して筋肉と脂肪を判別しているのです。筋肉の方が脂肪より水分量がとても多く、電流が流れやすいのを利用して体脂肪を計算しているそうです。
前の疑問点にあてはめると、運動直後と入浴直後は、体の水分量が不安定で正しい測定ができないとされています。また、起床後すぐも、寝ている間に体の水分量が少なくなっているので、体脂肪は多めに表示されるそうです。
ちなみに、体組成計に表示される「内臓脂肪レベル」はレベル数値が低いほど内臓脂肪も少ないので、ぬか喜びしないように(笑)

体重が減った=痩せた、ではない!?
ダイエットに励んでいる時は、体重が気になってしまうのは仕方がありません。運動も頑張っているのに、ちっとも減らない体重。いやいや、むしろ増えてない?と、ショックを受けてしまった人、大丈夫ですよ!
それは、筋肉は脂肪より3倍も重いといわれています。言い換えれば、同じ重さの脂肪と筋肉では、見た目が1/3に引き締まっているのです!体重は変わらなくても、体脂肪率は減ってきているのではないでしょうか。筋肉が増えてきた証拠ですね。
ポイントとまとめ
体重計には毎日、同じ時間帯と条件で乗りましょう。朝なら、起床後少し落ち着き、朝食前に。夜は夕食前か、食後2時間以上、入浴前のタイミングで、ご自分の生活ペースに合わせて。
体重計に一喜一憂することなく、うまくお付き合いしていきましょう。
- 執筆者:
- maki