冬の肌冷えに要注意!くすみやしぼみが気になったら試す価値アリ温活4つ 冬の肌冷えに要注意!くすみやしぼみが気になったら試す価値アリ温活4つ
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冬の肌冷えに要注意!くすみやしぼみが気になったら試す価値アリ温活4つ

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング…
2017年01月16日
エイジングサインが加速する季節は、紫外線の影響が気になる夏というイメージがあるかもしれませんが、冬もまたエイジングサインが加速しやすい季節です。ご自分の肌に清潔な手でそっと触れてみてください。いつもよりひんやりとしているように感じませんか?これは肌の冷えサイン。見逃してしまうと後々後悔することになりかねません。

冬はエイジングサインが加速しやすい

冬は空気の乾燥に加えて、寒さで血流が悪くなります。そうすると肌のハリ・弾力が低下して肌のしぼみやシワ、たるみが加速するほか、乾燥によってくすみが出やすくなります。そして、肌の代謝も悪くなることによってシミが定着しやすくもなるのです。

そのため、冬はそんな季節性を考慮してお肌のお手入れを行う必要があります。今回は冬に老けないために、今すぐ始めたい温活の方法についてご紹介したいと思います。

1.手足を動かす、マッサージする

寒くなると全身の血流が悪くなってしまいます。そうすると肌も冷えることになるので、根本から温活していく必要があります。とはいえ、面倒なことはなかなか続かないもの。そこで、おすすめなのが身体の末端部分である手や足を動かしたり、マッサージするという方法。これらの部分に溜まっている血液を全身に押し戻して、全身の血流を改善しましょう。

オフィスやテレビを観ながらでもできる方法としておすすめなのが、手足でグッパーをする方法。気が付いた時に20回ほどするだけで、全身がポカポカしてくるのを感じることができるでしょう。

グッパー運動のイメージ
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そして、入浴後や時間のある時に、手や足にオイルやクリームをつけてマッサージしましょう。足はふくらはぎや足の裏を特に念入りに、イタ気持ちいいと感じる程度の力加減でマッサージするのがオススメです。時間がある時は太ももを念入りにマッサージをして、足の付け根に老廃物を流しましょう。

手をマッサージする時は、指の付け根やそこから指の関節までの部分を念入りにマッサージしましょう。これらの部分には冷えとりのツボがあるので、ハンドクリームを塗る時に同時に、マッサージすることを習慣にしてください。

反訴クリームのイメージ
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2.身体を温める効果のある食品を心がけて口にする

身体を温めるには、温かいものを口にするのがいいと思っていませんか?必ずしもそうではありません。食品の中には、身体を温める効果と逆に冷やすものとがあります。冬は特に身体を温める食品を心がけて口にし、冷やす食品は控えることをオススメします。

身体を温める効果のある食品は、生姜(火を通したもの。チューブは不可。)、根菜、白菜などの冬野菜、りんご、ぶどう、紅茶、赤ワイン、日本酒など。

逆に身体を冷やす効果のある食品は、南国生まれのコーヒー、バナナなどの食品や緑茶、トマトやキュウリなどの夏野菜、緑茶、ビール、白ワイン、焼酎などです。

ビールのイメージ
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生姜などの香辛料は身体を温める反面、胃腸に刺激を与える恐れがあるため、少量を体調と相談しながら口にするのがベターです。

また、カフェインは身体を冷やす効果がある上、利尿作用があるため冬は特に控えたいところ。どうしても飲みたいという人はランチの後に1、2杯いただく程度にとどめましょう。

3.スチーマーや蒸しタオル、美顔器、マッサージで顔を温める

全身の血流をよくしたり、温めるほかに顔そのものを温めることも大切です。その方法としておすすめなのは、スチーマーや美顔器、蒸しタオルを使う、マッサージを行うという方法。

蒸しタオルは、肌当たりのいい素材のものをよく濡らして軽く絞り、電子レンジ500Wで50秒ほど温めると簡単に用意することができます。

マッサージはやり方や力加減が難しい場合は、指の先で軽くピアノに触れるようにタッチするだけでもOKです。
毎日の習慣にしましょう。

蒸しタオルのイメージ
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4.クリームを多めに塗って就寝する

油分を多く含むクリームには、潤いを閉じ込める効果のほか、保温効果も期待できます。乾燥と冷えが気になる冬だけは、いつもよりクリームを多めに塗りましょう。ただし、朝のスキンケアでクリームをたっぷりめに塗ると、化粧崩れをまねく恐れがあります。就寝前だけ多めに塗りましょう。

このほか、身体を冷やさないように暖かい素材の洋服を着る、身体を締め付ける下着の着用は控えるといったことも大切です。そして、忙しくても毎日湯船に浸かって、全身の血行をよくすることを同時に心がけましょう。

今日から早速温活に取り組んで、冬老けを防いでくださいね。

執筆者:
遠藤 幸子