呼吸が深いといいこといっぱい~お腹や背中で深く呼吸するセルフケア 呼吸が深いといいこといっぱい~お腹や背中で深く呼吸するセルフケア
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【呼吸を深めるセルフケア】お腹や背中をほぐして、深い呼吸と代謝を取り戻す

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2017年04月21日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。皆さんの呼吸は深いですか?浅いでしょうか。お腹が冷えたりガスがたまったりすることはありませんか?腰が痛くなったり、背中が張ったりすることはないでしょうか。これらの理由には呼吸が浅いことでお腹の動きが制限されて、冷えや消化不良が起こっている場合があります。今回は、お腹や背中の緊張をほぐし、呼吸が快適な状態にするセルフケアをご紹介致します。

手をお腹に当てる呼吸法

仰向けに寝転がり、両膝を立てます。両手のひらをお腹に乗せて、ゆったりと呼吸をします。しばらくすると、手の重みや温かみがお腹に伝わり、呼吸でお腹が大きなストロークで動くのが分かるようになります。

ゆっくりと深い呼吸はお腹を内側から温め、内臓が動き始める効果が期待できます。心もリラックスしてくるのが分かるでしょう。

手をお腹に当てる呼吸法のイメージ
画像出典: 美LAB.

タオルを当てる呼吸法

仰向けで両膝を立てて寝転がります。腰の後ろにたたんだタオルを置き、息を吸った時に呼吸でお腹が後ろに膨らみ、腰のタオルを押しつぶす感覚を持って、意図的に大きな呼吸をしましょう。マイペースで深い呼吸を繰り返します。

タオルを押しつぶしている腰の部分の筋肉の緊張がゆるみ、呼吸をすればするほどほぐれていきます。タオルを置く位置を、背中の上の方から下の方まで様々に変えながら同様に行います。感覚に慣れてくれば、体を起こした状態でも行えます。

たたんだタオルのイメージ
画像出典: 美LAB.

おわりに

いかがでしたか?知らないうちに緊張して、動きが悪くなっているお腹や背中。ちょっとしたコツを意識して呼吸をするだけで、硬さがゆるんで本来の深い呼吸と代謝を取り戻すことができます。リラックス方法としても、ぜひお試し下さいね。

執筆者:
美宅 玲子